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【ミリマス × ブラウザゲーム】杏奈「ダイナマイト野球…?」P「ああ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1484139439/


73: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/19(木) 12:46:37.89 ID:ot+3Jx2L0
たいへんお待たせしました。ミリマスのイベントガチってて投下を休んでいました(無事恵美をお迎え出来ました)

それではこれから書きながら投下していきます、最終回です

74: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/19(木) 12:52:55.12 ID:ot+3Jx2L0
【第3戦:杏奈VS百合子】

P「さて、それじゃあ最後は、番組でもやる組み合わせの杏奈と百合子でやってもらうが…杏奈」

杏奈「なに…?プロデューサーさん…」

P「普段の番組中も、アイドルモードでやってるんだから、百合子とやるこの対戦はいわばリハーサルのようなものだ。雑談はしてもいいし俺もアドバイスとかはするが、百合子とのプレイ中はアイドルモードでいてほしい」

昴「ああ、そういえば杏奈ってゲーム番組中でもビビっと!ってやつやってたんだっけ」

百合子「普段のゲーム中は今と同じ感じなんだけど…今の状態でファンの前に出たことないもんね…」

杏奈「分かった…それじゃあ…百合子さん!いっくよーっ☆」

百合子「う…うん!あ、そうだ、私は今回、シャークスにしてみますね…初心者と上級者に向いているチーム、でしたよね」

昴「おっ、百合子、上級者宣言か~?」

百合子「もうっ!分かってるくせに、イジワル言わないでください!」(ぷくー

昴「はははっ、そう膨れるなってー!」

75: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/19(木) 13:02:27.84 ID:ot+3Jx2L0
杏奈「杏奈も、せっかくだからチーム替えるね!ドッグスにしてみよっと!百合子さん、打ち合おうね!」

百合子「う、打ち合えるように頑張るね!って…な、なんですか!?この極端なチーム!説明にはありましたけど、予想以上です…」

P「すごいだろ?でもある意味、上位打線と下位打線がくっきりはっきり分かれてて、組みやすいんじゃないか」

杏奈「杏奈はさっき後攻だったから、次は先攻だね!じゃあ、けっこう攻撃的なオーダー組んじゃうよ!」

百合子「私は後攻だから…じゃあ、守備的なオーダー…?…でも、このゲイナーって選手…2打席回したいな…代打で1回しか使わなかったら、攻撃力足りないですよね、プロデューサーさん?」

P「そうだな。ゲイナーも守備では寝るから代打の切り札にするプレイヤーもいるが、どちらかというと2打席回るようにスタメンの上位打線に入れておく人が多い」

昴「さっきの俺のアルフォンソみたいな役目か」

百合子「…そう聞くと、さっきの怠慢守備がフラッシュバックして嫌な予感するけど…ううん!守りに入ったら杏奈ちゃんには勝てない…よし、組めたよ杏奈ちゃん!」

杏奈「出来た?それじゃあ…レディゴー!」

76: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/19(木) 13:15:15.71 ID:ot+3Jx2L0
【1回表・杏奈の攻撃】

1番 久我 長7・ヒ9・巧5・脚8

杏奈「勝負はスタートが大事!勢いよく切り込んじゃうよ!」

昴「伊達ほどじゃないけど、まあまあ優秀な1番だな」

P「ドッグスは打線の組み方が多彩だから、これでも選択肢のうちの1人に過ぎないけどな。まあ俺も久我1番だが」

百合子「この投手で抑えるのは…大変かも…」

ピッチャー 里村 速7・コントロール6・スタミナ6・カーブ7・フォーク3・シュート6

百合子「でも…野球のイベントの時もみんな言ってました!『打たせていこう』って!野球はピッチャーだけで戦っているわけではないんです!」

P(百合子って、運動音痴でいつも不安がっている割には、いざスポーツをやらせればしっかり熱が入る方だよな。良いことだ)

百合子(巧5なら…そんなにファールはされない!しっかり打ち損じさせる!カーブ7で!)

ググッ…カーン! パシッ

痛烈なセカンドライナー 1アウト

百合子「あっ!…やった!」

杏奈「セカンド8あるんだ、堅いね!ドッグスみたいに7なら抜けると思ったんだけどな!」

P「セカンドにスタープレイヤーを置いているか、良い判断だったな、百合子。セカンドが頭上を越されていたらツーベースだったろうな」

百合子「昴さんがよく大事だって語ってくる、センターラインっていうところに守備の名手は集めましたから!」(ドヤァ

昴「おいっ!語ってくるってなんだよ語ってくるって!」

77: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/19(木) 13:33:02.80 ID:ot+3Jx2L0
2番・片倉 長7・ヒ8・巧8・脚8

昴「バランス型チームの名にも、打線が繋がるチームの評判にも恥じない能力だな」

P「ああ、しかもこの後の中軸もたいしたもんだぞ、ここでランナーを出すと相手はおぞましい目に遭う」

百合子「お、おどかしは効きませんよ!?」

百合子(今度はストレートMAX…7MAXなら…あっ、ゲージミス!)

杏奈「逃さないよっ!えーいっ☆」

右中間ツーベース

百合子「ううっ…今度はセカンドも捕ってくれなかった…」

P(杏奈…わざと少しボールの下を叩いて、内野手が捕れないように弾道を上げたな…本当にゲームのこととなると恐ろしい勝負勘の良さに上達の早さだ…)

3番マイケル 長8・ヒ8・巧6・脚8

百合子「さっきから8ばっかり!」

P「上位打線なんてそんなもんだ」

P(というか上位打線だけで言ったらシャークスなんかその比じゃないんだがな…)

杏奈「幸先よく、先制ツーラーン!浴びせちゃうよ♪」

百合子「さ、させないっ!お願い里村投手…渾身の一球、お見舞いして!」

昴(あっ、そんなこと言ったら)

百合子(今度こそ、ゲージミスしませんように…MAX直球!)

杏奈「MAXのストレートでしょ!百合子さん!読めてるよ!」

ブシューン!!

2ランホームラン 杏奈 2-0 百合子

百合子「な、なんで!?」

昴「『渾身の一球』なんて言って変化球来るとは思わないだろ…よっぽど一つの変化球をウイニングショットとして特化してる投手ならともかくさ」

78: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/19(木) 13:33:54.09 ID:ot+3Jx2L0
すみません、予想外の呼び出しが入ってしまったのでひとまずここで中断します。
次はこの続きから…ほんとすみません

79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/19(木) 14:22:45.92 ID:zxDM4ayMo
百合子アホかわいい

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/19(木) 15:25:13.16 ID:lRn3NJmQ0
ソンちゃんではなくマイケルなんておかしいこんなことは許されない

ドッグスはスタメンもオーダーも個性出るよね

81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/19(木) 17:04:13.88 ID:yYlOK3/b0
野手「打たせてこうぜっつってもスタンドは無理だろ」

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/19(木) 21:58:07.33 ID:++4HYZYN0
南方に投げさせないならせめて三島じゃないとどうしようもないだろ

83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/20(金) 18:13:44.69 ID:XH3hN3LA0
おつおつ
一時は失踪して未完かと思ったからうれしい

84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/20(金) 22:08:23.76 ID:EWLNl9gS0
作者このゲーム凄い上手そう

85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/21(土) 23:29:44.02 ID:MfVMR7830
最終回ってことはモンキーズとリザーズは見れないのか

86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/22(日) 22:16:59.06 ID:kin234en0
呼び出しがあったという書き込み以降戻ってこない…もしや、作者は帝都からの刺客、もしくは闇の組織によって…

87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/22(日) 22:39:50.42 ID:Xh7F17Qw0
>>86
百合子集中しろ

88: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 03:04:37.26 ID:G9a9u1Zp0
4番 ヘンドリクス 長9・ヒ6・巧3・脚3

杏奈「有言実行出来ちゃった!どんどんリードしちゃうよ~♪」

百合子「既に戦況は苦しいのに、強敵はまだまだやってくる…勇者百合子、最大のピンチ…!」

昴「百合子ー、現実逃避してないでしっかり抑え方考えようぜー」

百合子「ううっ、そうはいっても…何を投げれば…」

百合子(…こうなったら…打者側から一気に曲げてストライクになる変化球を…あっ!間違えてストレートになっちゃった!?)

打者の頭部に投げボール カウント1-0

杏奈「?」

昴「え、今のデッドボールじゃねーの」

P「実は、このゲームにはデッドボールはないんだ…」

百合子「そ、そうなんですか…」(ほっ

P「だから、敬遠する時に打者に向かってストレートを投げ続ける、なんか感じ悪いプレイヤーも時々いるぞ」

百合子「わ、私は、今のは違うよ!?杏奈ちゃん!今のは操作ミスで…ああ、で、でもごめん!気分良くなかったよね…」

杏奈「杏奈、百合子さんがそんなことする人だなんて思ってないから大丈夫だよ!」

百合子「杏奈ちゃん…!」

P(眼福だけど試合テンポおっそいな)

89: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 03:14:35.32 ID:G9a9u1Zp0
杏奈(でも、優しい百合子さんのことだから、次はきっと…!)

百合子(ううっ、杏奈ちゃんはああ言ってくれたけど…やっぱり、内角にもう一回投げる気分にはなれない…!曲げてストライクにしようにも、ゲージミスしたら曲がり切らずにまた打者の体付近になるし…)

杏奈・百合子(ここは外角…!)

ブシューン!!

場外ソロホームラン 杏奈 3-0 百合子

百合子「」

昴「完全に張ってたな…全く落ちる気配のないまま場外まで飛んで行ったぞ…」

P「飛距離とかが数字で出るわけじゃないけど、あれ見る度にいつも思うんだ。『200Mは飛んでないか?あれ』って」

昴「人間じゃねえ」

5番 有働 長8・ヒ6・巧5・脚7

百合子「プ、プロデューサーさああああん」(ウルウル

P「な、泣くな百合子!オススメした俺が言うのもなんだが、しょせんゲームだ!あ、杏奈、悪いがちょっとだけ百合子にアドバイスしてもいいか!?」

杏奈「うんっ、いいよ!百合子さん、私、百合子さんならこのままじゃ終わらないって信じてるから!頑張って!」

百合子「あ、ありがとう杏奈ちゃん…でも、手は抜かなくていいからね…!」

杏奈「もっちろん!」

昴(励ましながらホームラン打ちまくる杏奈に、泣きながら手加減しないでと言う百合子…なんだこの図)

90: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 03:28:13.38 ID:G9a9u1Zp0
タイム 

P「いいか、ロビー対戦では5回まで、パスワードルームのプライベート対戦なら回数無制限で、『選手を替えない(守備位置交代だけを含む)タイム』が出来るんだ」

杏奈・昴(ふむふむ)

百合子「は、はい…でも、それがどうかしたんですか…?センターラインに守備の良い選手を集めている今がベストの守備だと思うんですけど…」

P「相手打者に応じて、引っ張り方向に良い守備の選手を置くとか、もしくは脚の速い選手相手にはサードに良い選手を置いて内野安打対策をするとか、色々あるんだ。たとえばここは…」(こそこそ

百合子「…えっ…?だ、大丈夫でしょうか…わ、分かりました。とりあえずやってみます…」

タイム終了

百合子「お待たせ、杏奈ちゃん」

P「ごめんな、本番ではこんな介入は出来ないけど…ちょっとこのままじゃまずいと思って、動かずにはいられなかった」

杏奈「気にしてないよ!さあ、なんでも投げてきて、百合子さん!」

百合子「うん!えいっ!」

百合子(ボールゾーンから内角高めに入っていく変化球!さっき投げようとした球!お願い…!)

杏奈「さっきはそれを投げようとしてたんだね!でも打つよ!」

ブシューン!

百合子・昴「また!?」

P「いや…」

パシッ ウォーニングゾーンギリギリのレフトフライ 2アウト

百合子・杏奈「えっ!?」

昴「今、ブシューンって言ったよな!?なんでアウトになるんだ!?完璧な打撃音のはずじゃ…」

P「長8・ヒ6とか、長8・ヒ7みたいな打者の時は、たまーにああいう『ブシューン詐欺』があるんだ。フェンス直撃だったり、ギリギリ外野フライだったり。まあ、それでもほとんどのケースでは入るんだが…今のはラッキーだったな、百合子」

百合子「でも、今のはレフトに外野8のスター選手を置かなかったら捕れませんでした…センターから動かしてよかった…」

P「長8でヒット値が低めの選手は、長9以上の選手に比べて逆方向へのホームランはほとんどないからな」

杏奈「そういう戦略もあるんだ…!なんだか、ますます考え甲斐があるね!杏奈、もっともっと強くなれそう!」

P「いや、3連続ブシューンやる時点で怪物だぞ、杏奈」

91: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 03:37:27.11 ID:G9a9u1Zp0
6番 堀田 長8・ヒ5・巧5・脚5

P「堀田?外野3人を久我・有働・堀田にして、外野守備10の綱島をスタメンから外したのか?」

杏奈「ううん!ちゃーんと入れてるよ!今はピッチャーの打順!6番までは回す自信があったから入れてたの!」

昴「すごい自信だな…実際に回して見せたし」

百合子「でも、ホームランありえる打者っていっても、徐々に能力が下がってきたのは分かる!なんとかこのへんで交代に…」

カァン!

杏奈「あ、ちょっと合わなかった。センターフライかな?」

昴(でもカーブ打ちやっぱ上手いな…この試合中に「カツン」って音、杏奈の打線から聞けるのか…?)

百合子「あー!」

センター前ポテンヒット 2死1塁

百合子「さっきの守備交代でセンター6にしたのがアダに…」

P「まあ、守備交代はしばしば失敗もあるさ…狙ってた方向に打たせられなかった時とかな」

百合子「戻します…守備位置。今はプライベート対戦だから回数無制限ですし…」

92: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 03:43:19.69 ID:G9a9u1Zp0
7番 椎名 長7・ヒ7・巧7・脚7

昴「手抜きっぽい能力だな」

P「言ってやるな」

百合子(このままじゃ打者一巡しちゃう!?それはさすがに防がないと…!えいっ、ストライクからボールになるシュート!)

杏奈「…際どいけど、自信あるし振っちゃえ!」

P「うわっ、強引に良い当たり!」

カィーン! パシィッ

ショートライナー 3アウトチェンジ

百合子「や、やっと終わった…3点で済んだ…」

昴「ショート9、肩10か…あれが例の南方ってスター選手?」

P「そうそう、ピッチャーとしても凄いんだけど、南方が投げてる間は守備がその分脆くなるから困りものなんだよな」

杏奈「鉄壁の内野手って説明されてた通りだね!次からはあそこに打たないようにしよっと!」

93: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 03:55:22.11 ID:G9a9u1Zp0
【1回裏・百合子の攻撃】

昴「さあ百合子ー、見てて面白い試合にしてくれよー!反撃反撃!」

百合子「そんな簡単に…でも、この上位打線なら、3点くらいは返せるかも…」

1番 ヴェラスケス 長8・ヒ10・巧9・脚10

昴「うわっ、なんだこれ」

杏奈「すっ…すっごーい!この人が、大スター3人のうちの1人なんだね!あと、さっきの南方選手と…」

百合子「あと一人は内緒。見てのお楽しみだよっ!」

杏奈「じゃあ、その選手に回るまではランナー出さないようにしないとね!」

ピッチャー 比嘉 速9・コントロール6・スタミナ6・カーブ8・フォーク6・シュート2

P「いくら打者の能力が高くても、タイミングが合わない空振りばかりはどうしようもないからな。それだけは防がないとな」

百合子「もちろんです!さあ、来て、杏奈ちゃん!」

杏奈(まずは…せっかくの第一球、気持ちよく全力ストレートから!)

百合子「!」

カァン!

セカンド貫通右中間ツーベース 無死2塁

百合子「ほっ…ちょっと振り遅れたけど、よかった…」(ドキドキドキドキ

P(すっげえホッとした表情…まあ、スター選手で凡退なんかしたらシャークスは終了だからな。気持ちは分かる)

94: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 04:10:14.12 ID:G9a9u1Zp0
2番 仁科 長6・ヒ7・巧9・脚9

百合子「ここが繋がれば、次は…逆境からの大逆転なんて、お約束じゃないですか!」

杏奈(この次…きっと、すごい打者が来る…分かる!)

杏奈「絶対に塁に出させないよ!百合子さん!」

百合子「絶対に出塁してみせる!」

バチバチッ

杏奈(まずは…高めから落ちるフォークと見せかけて…高めのスローボール!)

百合子(…落ちてくるか分からない…けど、ここは見る!もし高めのストライクギリギリに落ちても、パワー6じゃ内野の頭超えるか分からない!低いボールを転がしたい!)

見送り ボール カウント1-0

杏奈(見切った…!?じゃあ、次は…低めのMAXストレート!高めに目が行った直後だからついてこれないはず!)

百合子(…っ!)

カツッ ファール カウント1-1

杏奈「当てた…!百合子さん、さすがだね」

百合子「杏奈ちゃんこそ…」(私が待ってた低めだったのに…1球目が利いちゃったかな…)

P・昴(ゴクリ…

杏奈(次はスライダーめ一杯!もしファールか何かで追い込んだら、次はMAXストレートで振り遅れ三振狙い!)

百合子(おっきい変化…でも、私だって1試合目の経験は無駄になってない!)

カキーン!

杏奈「!」

しかし 惜しくも三遊間を抜けない痛烈なショートゴロ

百合子「は、走って!走って走って走って!」

ギリギリ1塁アウト 1死2塁

杏奈「さすが、ドッグス唯一の内野8!」

P「ショート香田から内野安打取るには左打者の脚10が必要だな。右打者で脚9の仁科じゃ足りない」

百合子「あぁ…大事な局面だったのに…でも、私はめげませんよ!次は彼ですから!!」

95: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 04:24:05.59 ID:G9a9u1Zp0
3番 ゲイナー 長10・ヒ6・巧6・脚3

百合子「さあ、憧れのホームラン!昴さんと杏奈ちゃんはもう打ってたけど、私もここで打ちますよ!」

杏奈「長10あるのにヒットも巧打も6…この選手が3人目、最後の大スターだね!ここがキーポイント!止めるよ!」

P(えっ)

杏奈(ヒット6は…長10にしては高いけど、あくまで長10にしては!恐れずにMAXフォークで外せれば!フォーク6は変化量小さいけど、1回も使わないんじゃ手札が減り過ぎちゃうし、ここで使う!)

ヒュッ…カクッ

百合子(あっ、落ち…たけど!)

カーン! 

セカンド貫通、右中間タイムリーヒット 杏奈 3-1 百合子 1死1塁

昴(あのセカンド打球来るのトラウマになってそうだな)

百合子「は、初めてフォークを打てました!1試合目では一回も打てなかったフォークを!」

杏奈「百合子さんおめでとう!でも、大スター選手にホームラン打たれずに済んだし、1点で終われるならオッケーかな!」

百合子「…今のは、シャークスに一人いるって説明にあった、大じゃないスター選手だよ?」

杏奈「え?…え?」

百合子「本当の大スター選手…4番は、こっち!」

96: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 04:36:13.09 ID:G9a9u1Zp0
4番 サザーランド 長10・ヒ8・巧8・脚8

杏奈「」

百合子(どやぁ

P(打者の能力見せただけでドヤ顔する百合子かわいい)

杏奈「…えっ…」

杏奈(いやいや、見間違い、見間違い…あり得ない、あんなのあり得ない…)

杏奈(ちらっ

4番 サザーランド 長10・ヒ8・巧8・脚8

杏奈「」

昴「おーい杏奈ー、杏奈ー!?気持ちは分かるけど、大丈夫かー!?」

杏奈「む、無理…無理、だよ…こんなの…」

昴「杏奈、オフ!オフになってる!」

P(圧倒的な怪物を前にしてオンモードが切れちゃう杏奈可愛い。それを必死に励ます昴も可愛い)

P「まあ、あれだ。サザーランドは間違いなくダイナマイトリーグでダントツの最強打者だけど、逆に言えばここでアウトが取れればシャークス打線はもう制圧したようなもんだぞ。そう思えば気合いが入らないか?」

杏奈「制圧…相手の重要拠点(4番)を…制圧!…行くよ、lily_knight!…魂(ソウル)と魂の、勝負だよ!」

百合子「望むところ!さあ、行くわよ、vivid_rabbit!」

昴「なんのこっちゃ…」

P(選手能力的にはどう考えても百合子有利の対決なのに互角のライバル対決みたいな雰囲気になっちゃう二人可愛い。なんかもう解説放棄して眺めていたい)

昴「プロデューサー、なんかダメな顔になってるぞ」

P「!ウ、ウオッホン、オッホン」

昴「社長か」

97: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 04:47:44.87 ID:G9a9u1Zp0
杏奈(ここで…この試合初めての、プチフォーク!意表さえ突ければ、たとえどんな打者だって!)

百合子(さっき、MAXフォークを打ったは打ったけど…追いかけ打ちしたから、貫通ヒット止まりだった…「ホームランじゃなければ良し」と、もう一回来るかも…でも、今度は貫通じゃなくホームランにする!MAXで落ちてくるところで待ち構えて打つ!)

シュッ…クンッ

百合子(えっ!?)

カンッ フラフラ~

昴「あ、カツンじゃないけどしょっぱい音」

百合子「くうっ…まさかミニフォークなんて…そういえばそんなのもあるってプロデューサーさん言ってたっけ…」

杏奈「や、やった!最強の打者に勝った!…あれ?」

百合子「明らかにミート合わなかったし、あれじゃセンターフライだよね…あれ?」

昴「杏奈の投球術にハマったな~百合子…ん?あれ…え?」

フラフラ~…スポンッ

バックスクリーンにギリギリ入る、2ランホームラン

杏奈 3-3 百合子

杏奈「」

百合子「えっ」

昴「うわぁ…」(じとー

百合子「そ、そんな私が悪いことしたみたいな目で見ないでください!は、入っちゃったものは仕方ないじゃないですか!」

P「ま、まあその…なんだ…杏奈、ドンマイ。サザーランドでなければあんなことは起こらないよ…他の打者なら間違いなく杏奈の勝ちだったぞ」

杏奈「プロデューサーさん…慰めるの…下手…かえって…つらい…」

P(あ、今回のオフは戻せそうにないぞ)

98: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 04:58:49.14 ID:G9a9u1Zp0
P「さ、さあ、試合を続けよう!なんにせよ、百合子も初ホームランおめでとうだな!」

百合子「い、今このムードでお祝いしないでください!杏奈ちゃん、その…ごめんね?まさかこんなチート打者だとは私も思わなくて…」

杏奈「ううん…ショック、だったけど…百合子さん、悪いことは…してない、よ…」

昴「次の打者も本職ピッチャーとは思えないな。二刀流じゃん」

5番 南方 長7・ヒ8・巧8・脚7

杏奈「えっ…と…これ、リハーサル…だから…オンに、なり直さなきゃ…なんだっけ…」(ぐったり

P「あ、あー!いや、いい!やっぱ本番さえオンならいいや!今回は色々心の準備出来てなかったもんな!今日のうちに、本番でいろんなことに覚悟する準備をしてくれればいいから!」

百合子「杏奈ちゃん、ここはステージでもスタジオでもないから、無理せずやろう?」

杏奈「…うん…ありがとう…」

昴「すっかりガチンコムード消えちゃったな」

P「ま、まあなんだかんだいってもゲームは遊びだし、なんだ。譲り合いとか八百長みたいなものがなければ、雰囲気は多少ユルくてもいいだろ」

そして南方も、気落ちした杏奈のゲージミス9割直球を快打しヒット 1死1塁

6番 生駒 長6・ヒ6・巧6・脚7

杏奈「あ…能力、ガクンと落ちたね…」

百合子「ここからは、例の極端な能力格差が目立ってくる下位打線だから…」

昴「でも、その下位打線で繋げればまたあの鬼上位打線にチャンスで回せるんだな」

P「といっても生駒や藤代、大津や中台はまだマシな方だ。本当にどうしようもないのはキャッチャーとかだからな」

99: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 05:11:03.89 ID:G9a9u1Zp0
百合子(さっき南方選手の打球はセカンドの横を抜けた…ショートの香田選手が、ドッグス唯一の内野8なんだよね…ということは、セカンドは7以下…だから抜けたのかな…なら、狙いはまたセカンド方向…)

百合子「えいっ!」カーン

杏奈「うっ…また痛打…」

しかし、一二塁間の打球にセカンド椎名が辛うじて追いつき、2塁に送球しアウト 2死1塁

百合子「あれ、さっきと同じセカンド方向に打ったのに、抜けない…」

昴「やっぱこの辺がパワーやヒット値が落ちる影響なんだろうな~」

杏奈「助かった…でも、百合子さん…巧いね…」(ほっ

百合子「う~ん…でも、今理想的な打撃したつもりだったから、あれでアウトになるようだと頭痛いかも…どう打とう…」

P「生駒は両打ちだから、左投げの比嘉に対して右打席だったからさっきのが流し打ちになったのも要因だろうな。右投手に対して左打席でセカンド方向に引っ張った時は抜けることもあるぞ」

百合子「そんな複雑なことまで考えないといけないんですね…」

7番 藤代 長6・ヒ6・巧6・脚6

昴「手抜きみt」

P「言うな!」

藤代はスライダーを弾き返し、センター横にまあまあの当たりを飛ばすも、ここは鉄壁のセンター綱島が華やかなダイビングキャッチを見せ3アウト チェンジ

杏奈「いてよかった…外野10…落ちると思った…」

百合子「シャークスにはない強みだね…シャークスはどうやっても外野が脆い…」

P「初回を終えて3-3か。やっとダイ野本来の乱打戦の様相を呈してきたかな」

昴「プロデューサーが試合する時ってどのくらいのスコアになんの?」

P「そうだな、めっちゃ上手い友人にドッグス同士で14-16xで負けたのは良い思い出だ」

昴・杏奈・百合子「えぇ…」(ドン引き)

100: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/23(月) 05:12:50.87 ID:G9a9u1Zp0
すみません、最終戦だからって力入れ過ぎた。打者一人一人にめっちゃ時間かけすぎた

ちょっと寝て休憩します。2回以降は夕方くらいから書ければ

101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 13:18:19.41 ID:LPHyUWJ80
サザーランドは全打席敬遠安定だよなー

102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/23(月) 18:38:44.13 ID:B0DU8qwZ0
勝つためには敬遠するのが一番なんだろうけどどうしても勝負しちゃうな
なお打たれる模様

103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/25(水) 21:50:52.88 ID:rYeZ5RhZo
はよはよ!

104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/25(水) 22:32:10.56 ID:tVjBg4+Q0
気になるぞー

105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/25(水) 22:57:01.03 ID:67z5DHxv0
2回以降もじっくりやってほしい
1試合目2試合目みたいなダイジェストしなくていい

106: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 00:58:19.22 ID:/iddOJv30
すみません書きます

107: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 01:04:52.87 ID:/iddOJv30
【2回表・杏奈の攻撃】

8番 綱島 長6・ヒ7・巧8・脚7

百合子「鉄壁の選手って、タートルズみたいに攻撃力を犠牲にしてるのかと思ってたけど…外野10の守備を誇る割には攻撃力あるね…」

P「シャークスじゃ6・6・6・7で6番張れることを考えるとやっぱ層の厚さは違うな」

杏奈「3点リードが1回でなくなっちゃったから…もう一回頑張って繋ぐ…」

シュッ…カンッ ファウル カウント0-1

昴「…あっ、やっぱり」

P「ん?どうした?」

昴「打者によってさ、脚の上げ方に違いがあるよな?」

杏奈・百合子「え?」

P「おお、すごいな、それに気付いたのか」

108: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 01:24:24.74 ID:/iddOJv30
百合子「でもそれって、なにか打ち方や能力と関係あるんですか?」

P「一応あるぞ。脚を高く上げる『高弾道選手』と、脚をちょっとしか上げない『低弾道選手』に分かれているんだ」

杏奈「弾道…パワプロとかパワポケで、一応知ってる…たしか、上げるには…女の子と…」

P「それ以上いけない」

昴「で、それって打つ前に見分けとかつくの?能力値とかで」

P「つくぞ。簡単にいうと…『長・ヒ・巧』の3つの数字のうち、『長の数値が単独トップ』の打者は高弾道選手だ」

昴「?」

P「つまり、『ヒ』か『巧』のどちらか、または両方の数値が、『長』と同じ、または『長』より高かったら、低弾道選手ってことだ」

昴「あー、つまり、今の綱島は長6に対してヒ7・巧8だから低弾道ってことか」

P「そういうことだ。マイケルとかも長8・ヒ8・巧6だから低弾道。ヘンドリクスは長9・ヒ6・巧3だから高弾道ってことだな」

百合子「なるほど…といっても、私、マイケル選手とか、エレファンツのレノン選手にホームラン打たれましたけどね…」

P「まあ、パワプロとかでもそうだけど、傾向として選手のタイプがそうってだけで、高弾道選手でゴロを打つことも当たり前にあるし、低弾道選手でフライやホームランを打つことだってたくさんあるさ。あまり気にすることじゃない」

109: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 01:39:30.30 ID:/iddOJv30
昴「あれ、てかいつの間にか打者変わってんじゃん。綱島どうなったの?」

杏奈「ボール球にも釣られないで、ファールも連発してかなり粘ったんだけど…一二塁間のゴロ…守備8のセカンドに追いつかれちゃった…」

百合子「外野手の守備力はドッグスだけど、内野手の守備力ならシャークスが勝ってるね」

9番 香田 長7・ヒ6・巧7・脚6

昴「えっと…つまり、この選手も低弾道ってことか…そういえば、さっきプロデューサーが言ってた、『長7でもごくごくごくごくまれにホームランがある』っていうのは、低弾道でも出るのか?」

P「いいや、出ない。俺は一回も打ったことないが、激レアの『長7ホームラン』は、『長7の上で、ヒ・巧ともに6以下の打者』が、ブシューンで打球を上げた時に、ほんの僅かな確率でスタンドにギリギリ飛び込むことがあるってものだ。アテにするものですらない」

百合子「じゃあ、ここで香田選手に突然出合い頭の一発を浴びるってことはないんですね」(ホッ

杏奈「でも…打てたらランナーを置いて1番に回るし、2番のマイケルまでこの回に回るから…集中、する…」

百合子「わ、私も…さっきみたいに、粘り勝つ…!」

見逃し ボール ボール コツン ボール カウント3-2

百合子「あっ…!里村投手、すごい汗かいてる…」

P「スタミナが切れたな。こうなると、ストレートはめちゃくちゃ遅いのしか投げられなくなるし、変化球の変化量もガクンと落ちる。コントロールは変わらないけどな」

杏奈「スタミナが減っていくごとに徐々に落ちていくとかじゃなくて、決まった球数になった途端に、なんだね…」

昴「バテてもコントロール変わらないってすごいな」

P「そうだな。コントロール9とか10の変化球投手だと、無理に投手に続投させて微妙なゾーンの出し入れで勝負し続けるプレイヤーもいる」

百合子「そ、それはかわいそうなので…投手を交代します…」

昴「カウント途中で交代?この打者までは投げ切らせるとかじゃないのか?」

P「ダイナマイト野球ではよくあること。というか汗かいたら即交代がデフォ。実際の野球じゃカウント途中に投手交代なんてありえないから、昴の疑問ももっともだけどな」

110: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 01:58:45.75 ID:/iddOJv30
南方 速9・コントロール10・スタミナ6・カーブ10・フォーク9・シュート9

P(フルカウントからスーパースターの大エースを投入したな)

百合子「たあああああああああっ!!」

ビュッ!

杏奈(き、きわど…釣り球でフォアボール…!?)

バシッ 見逃し三振 2アウト

百合子「やった!」

昴「うわー…ストライクのライン上に高速ストレート…コントロール10はすげーなー…こんな針の穴に糸を通すような球を投げるのか…」

P「今のは杏奈の気持ちも分かるなぁ。コントロール9や10は、それを活かしてギリギリのボール球をわざと投げて振らせたりもするからな」

百合子「よし、あと一人で3-3のまま2回裏に入れる!…って…杏奈ちゃん…?」

杏奈(……………)

昴(目、目を閉じて…精神統一…というか…瞑想…?)

杏奈(…うん、いける)

P(あ、これアイドルモードとは違うゲーマーとしてのスイッチが完全に入ったやつだな)

111: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 02:08:34.43 ID:/iddOJv30
1番 久我 長7・ヒ9・巧5・脚8

昴「なんか、長7の1番、今日の3試合あまり活躍してないよな。伊達も久野も新堂も…1番で打ったのって島津とヴェラスケスくらいだったような…長7の1番は向かないとかあるのか?」

P「いいや、そんなことはないさ。3人とも筋が良いから、慣れてくれば7・9や7・8なんて打ちやすくて仕方ないと思うようになるぞ」

百合子(杏奈ちゃん…かなり集中してる…こうなると強いけど…とりあえず、また際どいところにストレートMAXを…でも、今度はちょっとだけ外したボール球!さっき見逃し三振だったから、今度は振るんじゃないかな?)

ビュッ

杏奈(…ボール)

見送り ボール カウント1-0

百合子(…速くて手が出なかった…?いや、多分、見切られてる…)

杏奈(……………)(じっ…

昴・P(あ、これここからめった打ちになるやつだな)

百合子(…つ、次はカーブ10!ものすっごく曲がるわけだし、いくらなんでも最初から綺麗にはミート出来ないはず!)

グニャアアアアッ…カーン!!

セカンドの頭上を越える左中間ツーベース 2死2塁

百合子(うっ…)

昴「初回にセカンドライナーになった時と大差ない打球だと思ったけど、今度は抜けるんだな」

杏奈「うん…だって、南方が投げてるってことは…ショート9、いなくなってるよね…だから、セカンドにいた内野8の選手を、ショートに置いたと思って…今のセカンドは、多分、あまり良くない…」

百合子(ギクッ!)

112: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 02:28:58.76 ID:/iddOJv30
P(シャークスには、まるで打てない守備専門の青柳って選手もいるが、それでも内野7だからな…他のチームなら守備専門のくせに内野7なんてあり得ないな。内野7なんて守備の穴扱いになるチームも多いくらいだし…)

百合子(お、落ち着くのよ百合子…大丈夫、ランナーが帰ってこなければ、今のヒットは点にならないから意味がない…焦ることはない…た、たとえ次が、『彼』でも…)

2番 マイケル 長8・ヒ8・巧6・脚8

百合子(だい、大丈夫、大丈夫…ヴェラスケス選手やサザーランド選手に比べれば、たいしたことない…!ミ、ミニフォークで…フライアウトを…!)

杏奈(………なんでも、打つ…)(コオオオオ…

昴「なんか、ある程度連載が続いたジャンプのスポーツ漫画に出てくるような、一流選手が放つ独特のオーラを感じるんだけど…」

P「無我の境地、ゾーン、修羅の相みたいなアレな、分かる」

マイケルは百合子がフライアウト狙いでミニフォークを追いかけ打ちで貫通弾にしタイムリーツーベース 2死2塁 杏奈 4-3 百合子

3番 片倉 長7・ヒ8・巧8・脚8

百合子「タ、タイム!」

百合子(か、片倉選手の引っ張り方向のセカンドに、内野8のヴェラスケス選手を移動させる!ショートは…さっき里村投手を下げる時に9番に入った青柳選手…内野7だけど…お願い!)

杏奈(…外野のスター選手を、セカンドに持ってきて、セカンドもショートも8・8かな…?それとも…セカンドを8にして、ショートを弱くした…?まあ、どっちにしても…外野に9以上はいないんだし…外野に向かって打てばいいだけ…)

昴「読み合い、駆け引きが繰り広げられてるはずなんだけど…一方的に杏奈が押してる感出てるな~…」

片倉は、バックドアで入ってくる変化球を逆方向(レフト方向)に弾き返しタイムリーツーベース 杏奈 5-3 百合子

百合子(ううっ…今のレフトは守備5・肩5の仁科選手のところだよお…逆方向に返してくるなんて…)

P(もう内野動かしたのとか関係なくなってるな)

122: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 05:08:41.01 ID:/iddOJv30
>>112

すみません!2番マイケル・3番片倉ってなってますが、逆でした!訂正します!

P(シャークスには、まるで打てない守備専門の青柳って選手もいるが、それでも内野7だからな…他のチームなら守備専門のくせに内野7なんてあり得ないな。内野7なんて守備の穴扱いになるチームも多いくらいだし…)

2番 片倉 長7・ヒ8・巧8・脚8

百合子「タ、タイム!」

百合子(か、片倉選手の引っ張り方向のセカンドに、内野8のヴェラスケス選手を移動させる!ショートは…さっき里村投手を下げる時に9番に入った青柳選手…内野7だけど…お願い!)

杏奈(…外野のスター選手を、セカンドに持ってきて、セカンドもショートも8・8かな…?それとも…セカンドを8にして、ショートを弱くした…?まあ、どっちにしても…外野に9以上はいないんだし…外野に向かって打てばいいだけ…)

昴「読み合い、駆け引きが繰り広げられてるはずなんだけど…一方的に杏奈が押してる感出てるな~…」

片倉は、バックドアで入ってくる変化球を逆方向(レフト方向)に弾き返しタイムリーツーベース 杏奈 4-3 百合子 2死2塁

百合子(ううっ…今のレフトは守備5・肩5の仁科選手のところだよお…逆方向に返してくるなんて…)

P(もう内野動かしたのとか関係なくなってるな)

百合子(お、落ち着くのよ百合子…大丈夫、このランナーが帰ってこなければ、まだ1点差で攻撃できる…たとえ次が、『彼』でも…)

2番 マイケル 長8・ヒ8・巧6・脚8

百合子(だい、大丈夫、大丈夫…ヴェラスケス選手やサザーランド選手に比べれば、たいしたことない…!ミ、ミニフォークで…フライアウトを…!)

杏奈(………なんでも、打つ…)(コオオオオ…

昴「なんか、ある程度連載が続いたジャンプのスポーツ漫画に出てくるような、一流選手が放つ独特のオーラを感じるんだけど…」

P「無我の境地、ゾーン、修羅の相みたいなアレな、分かる」

マイケルは百合子がフライアウト狙いでミニフォークを追いかけ打ちで貫通弾にしタイムリーツーベース 2死2塁 杏奈 5-3 百合子

123: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 05:09:49.28 ID:/iddOJv30
>>112

すみません、2番が二人になってた…もう一回訂正します。

P(シャークスには、まるで打てない守備専門の青柳って選手もいるが、それでも内野7だからな…他のチームなら守備専門のくせに内野7なんてあり得ないな。内野7なんて守備の穴扱いになるチームも多いくらいだし…)

2番 片倉 長7・ヒ8・巧8・脚8

百合子「タ、タイム!」

百合子(か、片倉選手の引っ張り方向のセカンドに、内野8のヴェラスケス選手を移動させる!ショートは…さっき里村投手を下げる時に9番に入った青柳選手…内野7だけど…お願い!)

杏奈(…外野のスター選手を、セカンドに持ってきて、セカンドもショートも8・8かな…?それとも…セカンドを8にして、ショートを弱くした…?まあ、どっちにしても…外野に9以上はいないんだし…外野に向かって打てばいいだけ…)

昴「読み合い、駆け引きが繰り広げられてるはずなんだけど…一方的に杏奈が押してる感出てるな~…」

片倉は、バックドアで入ってくる変化球を逆方向(レフト方向)に弾き返しタイムリーツーベース 杏奈 4-3 百合子 2死2塁

百合子(ううっ…今のレフトは守備5・肩5の仁科選手のところだよお…逆方向に返してくるなんて…)

P(もう内野動かしたのとか関係なくなってるな)

百合子(お、落ち着くのよ百合子…大丈夫、このランナーが帰ってこなければ、まだ1点差で攻撃できる…たとえ次が、『彼』でも…)

3番 マイケル 長8・ヒ8・巧6・脚8

百合子(だい、大丈夫、大丈夫…ヴェラスケス選手やサザーランド選手に比べれば、たいしたことない…!ミ、ミニフォークで…フライアウトを…!)

杏奈(………なんでも、打つ…)(コオオオオ…

昴「なんか、ある程度連載が続いたジャンプのスポーツ漫画に出てくるような、一流選手が放つ独特のオーラを感じるんだけど…」

P「無我の境地、ゾーン、修羅の相みたいなアレな、分かる」

マイケルは百合子がフライアウト狙いでミニフォークを追いかけ打ちで貫通弾にしタイムリーツーベース 2死2塁 杏奈 5-3 百合子

113: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 02:48:14.07 ID:/iddOJv30
4番 ヘンドリクス 長9・ヒ6・巧3・脚3

百合子「…け、敬遠、します…投手を交代して。その…次の有働選手も敬遠で…」

5番 有働 長8・ヒ6・巧5・脚7

百合子(これ以上ホームランなんて打たれたら…もう追いつけない…)

野手・ゲイナーが登板し、連続敬遠 2死満塁

P「あー…南方のスタミナ温存のために野手に敬遠させるのは俺もよくやるけど、野手ってコントロール(含む全能力)1だから、10球に1球くらいストライクギリギリに入っちゃうから気を付けるんだぞ」

百合子「え!?け、敬遠する前に言ってくださいよ…あ、危なかった~…」

6番 投手比嘉に代打 イソンビン 長10・ヒ3・巧2・脚3

百合子「ええっ!?ち、長10が控えにいたの!?」

昴「いや、でもさっき、似たような能力の等々力をオレが使った時には上手くいかなかったし…ヒ3の巧2なんて、全然打てそうになくないか?」

P「いや、でも、ブシューン出来れば余裕で場外に飛ばすパワーモンスターだし、集中してる時の杏奈はさっきから凄いしな…上級者向け選手で、本来初心者が扱えるはずないのは間違いないんだが、もしかしたら…」

杏奈「もしホームランが打てれば、9-3…勝負かける…」

百合子「きゅ、9失点なんてするわけにはいかない!お願い南方投手、エースの意地を見せて!」

P「ねぇ受け止めてよマイエース ココロとココロでキャッチアップ☆ イチかバチかの投球 カーブを描き飛んでく~ 勝利の神様どうか~ 彼の気持ちくだ・さ・い♪」

昴「き、気持ち悪い裏声でオレの『ビギナーズ ストライク』唄うのやめろ!バカプロデューサー!」(カアアアァ

百合子(可愛い)

杏奈(あ、かわいい…)

カァン!

この昴イジりで可愛い昴を見て杏奈の集中が僅かに乱れたか、大きく曲がってきたカーブ10をブシューンは出来ず、しかしセンター方向に弾き返す

百合子「の、伸びてる!?は、入らないで!入らないでぇ!やめてぇ!」

P(あ、なんか百合子の悲鳴って興奮する)

昴(プロデューサー…またロクでもない顔…)

杏奈「入って…!」

昴「…どうだ!?」

パシッ センター最奥、グラウンド内の一番深いところ、フェンス際でサザーランド外野手がギリギリ捕球しアウト 3者残塁 チェンジ

百合子「あ、危なかった…」

杏奈「惜しかった…」

昴「実際の野球なら、あと1メートルくらいで入ったって感じだろうな、あれ…まあ、ほんの1メートルで4点も左右されるってのも、野球らしいっちゃらしいか」

P(しかし…イソンビンなんて「コツン」ってなるのが当たり前なのに…ブシューンじゃないまでも綺麗に打ったよ…2試合目でこれってホント信じられないな、杏奈)

114: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 03:02:37.31 ID:/iddOJv30
【2回裏 百合子の攻撃】

百合子「はぁ…3-5だから、2点返さなきゃいけないのに…さっきの守りで、もうどっと疲れました…」

昴「野球はリズムよく守って攻撃に繋げる、っていうからな~…守備が長いと、やっぱ攻撃にも響くかもな。ゲームでも」

P「ピンチを凌いだ後は流れが来るとかいうけどな…ピンチの後にチャンスあり、ともいうし」

杏奈「コントロール10の凄さ、分かったから…こっちも、コントロール10、投げさせる…」

6番・ピッチャー イソンビン(代打)→野々垣に交代 速8・コントロール10・スタミナ6・カーブ6・フォーク7・シュート6

P「お、リトル岩隈」

百合子・杏奈「?」

昴「は?…あぁ、たしかに。変化量をもう1~2段階くらいずつ大きくしたらそんな感じかも」

百合子「…こっち、8番キャッチャーからなんですよね…1番のヴェラスケス選手にチャンスで回したいけど…」

8番 古川 長4・ヒ3・巧6・脚4

昴「これは…ひどいな」

P「キャッチャーとしても微妙な守備専門キャッチャーだからな…」

百合子「う~ん…代打、使いますね」

代打 大津 長5・ヒ7・巧4・脚6

昴「代打でもこんなのしか出ないのか…去年の巨人みたいだな」

115: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 03:26:07.13 ID:/iddOJv30
初球、ボールゾーンまで落ちるMAXフォークを空振り カウント0-1

百合子「うっ…だめだめ、よく見ないと…」

2球目 ボールゾーンまでは落ちずギリギリストライクになる9割フォークを見逃し カウント0-2

百合子「あうっ…あ~~~…」(思うようにいかず半泣き)

P(ボール球を振ってストライクを見逃して…ってなってる時に嫌になる気持ち、すごく分かる)

杏奈「よし…追い込んだ」

昴「百合子、本当に疲れてるな」

P「さっきの守りで気力を使い果たしたか~?ほらっ、頑張れ~、マイティーセーラー!」

昴「なんだその乱暴なフリ」

百合子「…!この試合に負けたら…闇カジノで賭けられているたくさんのお金が、デストルドーの軍資金に…デストルドーの好きにはさせない!ここで私が勝たないと、みんなの平和が…!」

昴「百合子もあれでそこまで乗れるのかよ!すごいな!」

杏奈(1試合目の昴さんみたいに…百合子さんの世界に浸っているうちに、不意打ち直球MAXで三振を…)

ピュッ

百合子「させないっ!」

カーン! サード・ヘンドリクス捕れず、三塁線を抜けるヒット 無死1塁

杏奈「…打たれると思わなかった」

昴「あれでもシングルなのか」

P「イソンビンとかを外野に置いてなければ、ドッグスの外野は良いからな。綱島は言うに及ばず、他の外野7の選手でも肩8とかあるし」

百合子「同じ轍は踏まない!」

P・昴(まあ妄想中に見逃し三振なんて1回やっただけでもアホの子だけどな)

116: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 03:41:48.73 ID:/iddOJv30
9番 青柳 長5・ヒ4・巧7・脚7

P「さて…悩みどころだな百合子。1点差で相手がタートルズとかならバントさせときゃいい場面だが、2点差だ…代打出すか?」

百合子「…いえ…このままいきます!3回表の守りもありますし…青柳選手がいなくなったら困るので」

P「そうか、よし、頑張れダークマイティセーラー」

百合子「フフ…琴葉様はおっしゃった…愛も正義も必要ないと…って、私をオモチャにするのやめてください!」

P「はは、悪い悪い」

昴「プロデューサー、『アイドルヒーローズ』シリーズ好きすぎだろ…俺も『リベンジ』の方には脇役で出てたけどさ」

杏奈「杏奈も…次は、出たいな…ドラマ版でも、映画でも…」

P「おっ、杏奈がドラマや映画の出演に意欲を見せるとはな。俺は嬉しいぞ」

昴「あーもー、なんでもいいから早くやれよー、ダレすぎだろ試合」

117: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 03:56:37.52 ID:/iddOJv30
青柳はファーストゴロ、ファーストマイケルが1塁を踏み1アウト。その間に1塁ランナー大津は2塁進塁。1死2塁

昴「今、ファーストが取ってから2塁投げられなかったか~…ランナーの脚6だし、2塁フォースアウト狙えるかと思ったけどな」

P「マイケル、内野守備は5あるから1塁は守れるけど、肩は1だからな。2塁送球なんて出来ない出来ない」

昴「肩1って、どのくらい酷いんだ?」

P「ショートやサードに置くと、1塁送球したら4~6バウンドくらいする。捕ってすぐ投げても、脚1の打者にも余裕で内野安打を許すだろうな」

昴「肩の爆弾でも爆発したのかよ…それとも四十肩かなんかか」

P「…昴も、こと野球のこととなると、納得したいのか分からないけどちょっと妄想入るなぁ」

昴「なっ!?そ、それは、このゲームがあんまりにも実際はあり得ないことばっかりだから!」(アタフタ

P・杏奈・百合子(かわいい)

1番 ヴェラスケス 長8・ヒ10・巧9・脚10

杏奈「帰ってきたね…地獄の上位打線…」

P「杏奈としては、2死無走者で迎えたかっただろうなぁ」

杏奈「うん…敬遠すると、3番ゲイナーまでは回っちゃうから…敬遠も怖いし…」

杏奈(高いゾーンの横変化を投げて…外野へのライナーアウトにでもなれば…!)

百合子(うっ…打ちづらい投げ方…だけど、ヴェラスケス選手で凡退なんてしてたら論外…えいっ!)

ライト久我の右側を襲う、ライト線タイムリーツーベース 杏奈 5-4 百合子 1死2塁

杏奈「…今のも効かないんだ…どうすればいいんだろ…」

P「いや、怪物を少しでもなんとかするための方法としてはアリな配球だったぞ、今のは。ライトが綱島だったら取ったかもしれないしな」

118: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 04:18:29.81 ID:/iddOJv30
さらに2番仁科(長6・ヒ7・巧9・脚9)が三遊間を抜けるヒット 1死1・3塁

杏奈「香田…内野8あっても捕ってくれないんだ…」

P「内野8はまあ堅い部類ではあるけど、9や10に比べればたいしたことないし、そこまで過信するほどの守備力じゃないよ。だからドッグスの内野守備は2番目に脆いチームって説明したんだ。香田以外は内野8すらいないし」

百合子「さあ…ついに、一時的にでも私が杏奈ちゃんから待望のリードを奪う時間が来ましたよ!」

ゲイナー 長10・ヒ6・巧6・脚3

昴「俺もあとで、ここのチート外国人打者3人使いたいな」

P「ああ、昴ならホームラン連発間違いなしだ。あとで俺とも対戦するか」

昴「マジ!?へへっ、その約束忘れんなよ、プロデューサー♪」

杏奈「私も…やりたい…けど、まずは…ここを、凌ぐ…」

百合子(このホームランバッターに、安易に直球はないはず…変化球を、良い角度で持ち上げてスタンドへ!)

ビュッ! 見逃し カウント0-1

百合子「なっ!?ス、ストレート!?」

杏奈「ゲームは度胸だよ、百合子さん…」

百合子「な、なんの!まだたったの1ストライクだよ!」

杏奈(でも…三振がちらつく0-2には、みんななりたくないはず…次の球は、百合子さんは見送れない…!)

ククッ

百合子(…?小さいナナメ変化…?ゲージミス…?なんにせよ、こんな曲がりの小さい球、一気に仕留め…)

カツンッ

セカンドゴロ 1塁ランナー仁科はタッチアウト そのまま1塁送球でバッターアウト ダブルプレー チェンジ

百合子「」

百合子「な…なにが…」

P「さっきの小さいナナメ変化はわざとだったってことだ。ストライクとボールの出し入れや誘い球、釣り球としては、小さい変化も有効だからな」

杏奈「サザーランドに回さないで、2回を終えられた…これは、大きい…ね」

百合子「あっ、ああああああっ…そうだぁ…次の回、先頭になっちゃったぁ…もったいないいいぃ…もし点差が広がったら、ソロホームランでも追いつかないことに…」

昴「待望のリードを奪う時間~なんて調子に乗るから…野球は最後まで何があるか分からない、油断禁物のスポーツだぜ」

119: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 04:40:33.91 ID:/iddOJv30
【3回表 杏奈の攻撃】

百合子「リードを奪われている状態で、引き離されないために守備をする時間って、憂鬱ですね…」

昴「それは野球観戦していても思うな~。無失点に抑えてもまだ負けてるって思うと。それが裏の守備だと特に。まあでも、百合子は表の守備だからまだマシだろ」

P「ポイントゲッターのゲイナーであれじゃあ、チャンスを作ってくれた大津も報われないな…っと、杏奈は7番からか」

杏奈「うん…二人出塁させて…マイケルに回す…」

7番 椎名 長7・ヒ7・巧7・脚7

百合子「あっ…なんだか注意書きが出てきてる…」

P「ああ、さっき代打大津を出してキャッチャーにそのまま入ったせいだな。キャッチャーの能力が4以下の時に投げると、投手が誰であれコントロールが1と同じ状態になる」

百合子「ええっ!?南方投手のコントロールが10から1になったら一番の長所消えちゃうじゃないですか!?」

P「だから、キャッチャーは使い切らないことだ。あと一人、一応キャッチャーいるだろ、交代するといい」

百合子「は、はい…あ、あと、多分もう仁科選手・ゲイナー選手にも回らないから…二人を下げて守備固めしますね」

サード・ゲイナー(守備2・肩9)に代わり、代打で8番に入っていた大津(内野6・肩6)がサード

その大津(捕手1・肩6)が入っていたキャッチャーには、高浪(捕手6・肩6)が入り3番

レフト仁科(外野5・肩5)に代わり、2番レフトに蛯名(外野6・肩7)

昴「負けてるのに守備固めするのか。この回に何点か取られちゃったら、一巡してまたゲイナーに回すくらい攻撃しなきゃいけないかもしれないのに」

百合子「そ、そんな後ろ向きな気持ちで守備したくないです…この回を0で抑えたいので」

P「そうだな。高浪や蛯名の打撃は期待できないから、『蛯名や高浪で打たなきゃいけない』って状況になるのは絶対に避けないといけないな」

120: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 04:53:06.63 ID:/iddOJv30
カァン

レフト蛯名・ダイビングキャッチのファインプレイ 1アウト

P「野球あるある『替わったところに打球が飛ぶ』」

昴「あるあるっていうかジンクスだよな…あれ本当なのかな」

P「さあ、どうだろう。言われすぎて、そういうシーンになると印象に残っちゃうだけかもしれないな」

杏奈「惜しい…」

百合子「な、ナイスプレイ!私が野球のイベントでダイビングキャッチ出来た時のことを思い出します!」

昴「あれはかなりたまたまくさかったけどな~」

8番 綱島 長6・ヒ7・巧8・脚7

杏奈(今のは抑えられたけど…でも、分かってきた…百合子さん、コントロールが10だと…『隅っこ』にばっかり狙って投げてる…もう、ゾーンの内側は、あまり気にしなくていい…ヤマ、少し張りやすいかも…)

ブシューン!! 左中間ヒット 無死1塁

昴「お、初回以来のブシューン」

百合子「ううっ…ダイナマイトリーグ最強の投手といわれる南方投手が、どうしてさっきからこんな簡単に…」

P「南方が投げてる間はシャークスの守備が惨憺たる崩壊ぶりになるのもあるが…それだけでなく、百合子は投げ込むゾーンが単調すぎるな」

百合子「え?」

P「コントロールが10あるからって、隅っこにばっかり投げ過ぎだ。こんなに広いストライクゾーンなのに、端っこしか狙わないんじゃあ相手もヤマを張りやすいってもんだ」

百合子「な、なるほど…」

杏奈「ねえ、プロデューサーさん…」

P「ん?」

杏奈「百合子さんに、ちょっと贔屓しすぎなような…杏奈、終わってから言おうって思ってたこと…試合中にプロデューサーさんがアドバイスしちゃったら…不利になる…」(ぷくっ

P「あっ…そうだな。ごめんごめん、気を付けるよ」

P(いかんいかん、ついつい見るからに不利な方に肩入れしちゃってたようだ…にしても、頬を膨らませる杏奈もかわいいな…)

121: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 05:05:25.15 ID:/iddOJv30
すみません1死1塁の間違いでした

9番 香田 長7・ヒ6・巧7・脚6

P「地味に良い並びだよな、杏奈の組み方」

昴「そうなのか?どのへんが?」

P「実はこのゲームな、ランナーが1・2塁の時、1塁ランナーの方が脚が速いと、2塁ランナーが3塁を蹴ってホームに帰るような長打でも、ホームランでなければ絶対に2塁で止まるんだ」

昴・百合子「…?」

P「つまり、2塁ランナーが脚6、1塁ランナーが脚7だとしよう。この場合、バッターが左中間や右中間にツーベース性の当たりを放って2塁ランナーが3塁を蹴っても、1塁ランナーは2塁で止まっている。だからバッターも2塁に行けず、シングルヒットにしかならないんだ」

杏奈「そういう仕様なんだ…知らずに組んでた…」

124: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 05:24:12.85 ID:/iddOJv30
>>121の続き

百合子「なるほど…そんな仕様が…次からは、私もそのへんも気を付けて組んでみよう…あっ」

百合子(ストライクゾーンの端から端まで曲げるはずが、ゲージミスでど真ん中に!)

杏奈「甘いね…」

ブシューン!!

左中間ヒット 1死1・3塁

百合子「うう、打線の組み方のことを考えるより、目の前のことに集中しないと…」

P(しかし、この濃い試合でも、3回に来てまだこの集中力か…杏奈)

1番 久我 長7・ヒ9・巧打5・脚8

昴「3回で3巡目入るってすごいよな」

P「それは間違いない」

杏奈(左打者だし、怖いのはやっぱり、ひっかけてセカンドゴロゲッツーになるパターン…それだけは避けたいな…)

百合子(シュ、シュート9!曲がり幅が大きいなりに、カーブ10とは微妙に曲がり幅が違うし、これでなんとか惑わせられれば!)

杏奈(ヒットやツーベースになれば最高だけど…最悪でも犠牲フライで…持ち上げ気味に…)

カァン ライトへの犠牲フライ 杏奈6-4百合子 2死1塁

P(杏奈…ちょっと打撃が崩れてたな…ゲッツーを恐れて考えすぎたかな?杏奈の実力ならまたブシューンも狙えたかもしれないが…)

百合子「ううん…良かったのか悪かったのか…」

2番 片倉 長7・ヒ8・巧8・脚8

百合子「ここで止めないと…マイケル選手が来る…!絶対に止める…!これが最後の守備…最後の守備集中力で…!」

杏奈「…!」

セカンドへの痛烈なゴロをヴェラスケスが捌き、2塁送球 3アウトチェンジ

杏奈「…ちょっと、気迫に押されたかも…」

昴「てか守備集中力ってなんだよ」

P「攻撃と守備で分けて集中できるんなら、かなりの武器ではあるな」

125: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 05:30:42.76 ID:/iddOJv30
昴「…っていうか、なんで今わざわざ2塁に投げてたんだ?1塁に投げればチェンジなのに」

P「ああ、オート守備の仕様で、『アウトが取れる一番先の塁』に投げるんだ」

昴「へー…ん?ってことは、1死1・2塁とか1死満塁、無死1・2塁や無死満塁の時にショートゴロになったりしたら…」

P「察しがいいな。ショートの守備力やランナーの脚にもよるが…6-4-3のゲッツーが取れそうな場面でさえ、3塁でアウトを取ることを優先しやがるぞ」

昴「バカじゃねーか!」

P「ああ。同点の3回裏、1死満塁で、ショートゴロを打たせて6-4-3で引き分けだ!と思ったら、3塁に投げられて、2塁ランナーだけアウト、その間に3塁ランナー生還でサヨナラ負けなんてした時は本当に酷いと思ったよ…意見箱に送ったけどそこは改善されてない」

杏奈「つまり…今から来る3回裏でも…そういう仕様に泣かされるかもしれないんだね…そのへん、踏まえて投げないと…あ、あと、守備固め…」

3塁ヘンドリクス(内野2・肩4)に代わり、3塁皆川(内野7・肩8)

1塁マイケル(内野5・肩1)に代わり、1塁池田(内野7・肩7)

百合子「さあ…杏奈ちゃん、泣いても笑っても、この回で最後だよ…!」

杏奈「うん…負けない…!」

126: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 05:38:39.03 ID:/iddOJv30
【3回裏 百合子の攻撃】

4番 サザーランド 長10・ヒ8・巧8・脚8

杏奈「…初見だと本当に驚いたけど…ホームラン打たれても追いつかれないって…気楽…」

百合子「…つくづくさっきのゲイナー選手でのゲッツー、痛かったなぁ…反省しないと…」

杏奈(とりあえず、高めボールゾーンから、ギリギリストライクにならない程度にカーブを曲げて、釣れれば…もしかしたら打たれるかもしれないけど)

ククッ…

百合子(…入ってくるかな…?いや、来ないかな………でも、仮に際どいボール球を振ったら、どうなるか見てみようかな…このチート選手…)

カンッ

ライトへのソロホームラン 杏奈 6-5 百合子

杏奈「…もしかしたら…そういうことあるんじゃないかって思った…」

百合子「…今の…ボール球だったよね…?」

杏奈「うん…ギリギリ、ボールに投げた…」

P「サザーランドはじめ、ぶっ壊れ性能のホームランバッターは、際どいくらいのボール球はホームランに出来ることあるからな~…」

昴「バレンティンの56号とかな」

杏奈「まあ…多分、1点しかリードなかったら、敬遠してたから…覚悟の上で投げたし、さっきほど、ショックはないよ…」

127: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 05:52:47.38 ID:/iddOJv30
5番 南方 長7・ヒ8・巧8・脚7

杏奈「ここからが、勝負…ここを抑えれば…この後は下位打線、なんとかできる…もう、気落ちしてるうちに打たれるなんて、繰り返さない…」

百合子「私も、ここで打たないとチャンスが来ないから…絶対に打つよ!」

カンッ カンッ ボール ボール カンッ ボール カンッ

杏奈(百合子さん…2球で追い込まれたのに…焦らずに粘ってくる…手強い…)

百合子(さすがに、直球8も慣れてきたし…変化が小さいから…南方選手の能力もあるけど…喰らい付けてる…!)

昴「…あ、野々垣、疲れたっぽいな」

P「ああ、さっき青柳がファーストゴロ打つまでにいくらか粘ってたからな…もう20球投げたんだな」

杏奈「…交代するね…切り札…出す」

投手・野々垣→六反田 速10・コントロール7・スタミナ1・カーブ2・フォーク10・シュート7

百合子「…速球とフォーク、すごいね…」

昴「雑賀より落ちるフォークか…めちゃくちゃ落ちそうだな~…」

百合子(でも、ボールゾーンになるフォークは投げないはず…集中して見切れれば、フォアボールになっちゃうし…無死1塁にはしたくないはず…いや、でも、『ゲームは度胸』って言ってたし…恐れずに落としてくるかも…?とりあえず…直球もフォークも警戒しておかないと…)

杏奈(ここは…フルカウント…なんでも投げられる場面…悩む…すごく悩む…けど…杏奈も、一回「直球10」…投げて、相手の反応を見てみたい…どのくらい喰らい付かれるか…)

杏奈「…いけっ」(ぼそっ

ビュウンッ!!

百合子(ちょっきゅ…!)

ブウンッ! 僅かに振り遅れ空振り三振 1アウト

百合子「~~~~~~~ッ!!」(天を仰ぐ)

昴「高校球児みたいにガチな反応だな」

P「直球8を振れなかったり、警戒しても振り遅れてたりしてた1試合目よりは相当直球に強くなったな~…でもそれだけに、あと少しでタイミングが合わなかったのは悔しいだろうな」

128: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 06:04:43.13 ID:/iddOJv30
6番 生駒 長6・ヒ6・巧6・脚7

昴「1アウトランナーなしで、ここからはシャークスの下位打線…これは勝負あったか?」

P「いやあ…百合子のメンタル次第だな…」

百合子「くっ…大スター達がいなくなっても…生え抜きの意地で、最強の守護神に抗ってみせるわ!」

昴「ここに来ても妄想か」

P「メンタルを繋ぐ手段として使えるならそれもいいんじゃないか…というか、ダイナマイターの間ではあながち間違ってないかもしれない話だしな」

昴「ん?どういう意味?」

P「南方・ゲイナー・サザーランド・ヴェラスケス(・人によっては仁科・三島も)のことは『補強組』とか『スター組』と呼び、それ以外のシャークスの弱い選手達は『生え抜き組』と呼ぶ人もいるんだ。その中で一番マシな能力の生駒は叩き上げのキャプテン的な」

昴「…プロデューサーも、妄想癖あるんじゃん。しかもこんなクライマックスに来てそんな話どうでもいいし」

P「ちょっ!俺だけの話じゃないって!コホン…た、ただまあ、今そんな話はどうでもいいのは間違いないな」

杏奈「生え抜きでもキャプテンでも、関係ない…確実に、仕留める…」

杏奈(フォーク10…ものすごく、落とす…!)

カクーン…ブシューン!!

杏奈・昴「!?」

右中間ヒット 1死1塁

129: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 06:15:01.27 ID:/iddOJv30
百合子「やっぱり…フォークで来たね、杏奈ちゃん」

杏奈「な、なんで、読んでたの…?」

百合子「さっき、直球10だったから…杏奈ちゃん、1試合目、直球10投げてなかったもんね…だから、『使ったことのない球をまずは1回投げてみたい』んだと思って」

P(ああ、そういえば、杏奈はクロウズを使った試合、直球10のノーコン川島は投げさせなかったし…ワンポイントで使ったフォーク10の境は、MAXフォーク使わずにミニフォークで出番が終わっちゃってたな…)

昴「百合子、この試合ずっと杏奈に思考読まれっぱなしだったり裏かかれっぱなしだったのに…ここに来てすげーな」

百合子「杏奈ちゃんといつも一緒にいるもの!杏奈ちゃんの考えてること、私だって少しくらい分からなきゃね!」(決め顔ウインク

杏奈(どきっ

7番 藤代 長6・ヒ6・巧6・脚6

杏奈(え、えっと…な、投げる球は…えっと、えっと…)

P(顔赤いし露骨に平常心失ってるな、超かわいい)

杏奈(わ、わかんない…と、とにかく、ストレート…あっ、ゲージが…!)

百合子「あまいよっ、杏奈ちゃん!」

カキーン!

ピッチャー返しは足元を抜けてセンター前ヒット 1死1・2塁

昴「あれ…これってあと一人塁に出たら…」

P「ああ、ヴェラスケスに回るな」

杏奈「…!」

130: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 06:23:59.98 ID:/iddOJv30
8番 大津 長5・ヒ7・巧4・脚6

杏奈(お、落ち着かなきゃ…落ち着いて…そう、直球とフォークだけじゃ、単調…シュート、織り交ぜなきゃ、どっちも活きない…!)

百合子(この選手は、さっき三塁線を抜けるヒット打った…あの時のイメージを失わずに…しっかりリプレイ!)

カーン!

杏奈「…!…あ」

サード皆川が三塁線の痛烈な打球をガッチリとキャッチし、そのまま3塁を踏み2アウト、その後1塁に投げるも1塁はセーフ 2死1・2塁

百合子「うっ…今度は抜けなかった…」

P「同じような打球を打てても、守備が違うからな…サードがヘンドリクスか皆川かでは雲泥の差だ」

杏奈「守備固めして、よかった…最後…あと一人…!」

百合子「ううん…あと一人には、させない…!ヴェラスケス選手に…この絆のタスキを…繋ぐ…!」

9番 青柳(長5・ヒ4・巧7・脚7)に代打、中台 長5・ヒ7・巧5・脚5

P(正直、二人の実力差を考えれば、シャークスの下位打線でこんなどう転ぶか分からない展開になるとは思わなかったな…)

百合子(ドキドキドキドキ

杏奈(ドキドキドキドキ

昴(どっちも緊張が最高潮だな…)

131: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 06:28:58.81 ID:/iddOJv30
杏奈(カ、カーブ2で、意表を…いや…そんなんで打たれたら後悔する…やっぱり…この投手の、最高の球で、勝負したい…)

百合子(分かるよ…杏奈ちゃん…悔いは、残したくないよね…だから、ここは…)

ビュウンッ!

カーン!

杏奈(…!直球10のMAXを…弾き返された…!?)

昴(百合子が、直球10を、空振らなかった…!?)

百合子(くっ…やっぱり、速い…けど、ついに直球10を痛打出来た…打球の行方は!?)

P(ブシューンじゃなかったが、タイミングは良かった…どうだ、センター前に…落ちるか…!?)

パシィッ

センター綱島、前方へのダイビングキャッチ 3アウト ゲームセット 杏奈 6-5 百合子

132: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 06:39:38.30 ID:/iddOJv30
百合子「…あーあ、負けちゃった。やっぱり、杏奈ちゃんには敵わなかったね…一人だけ2連敗かぁ、悔しいなぁ」

杏奈「…ううん…すっごく、いい勝負だった…すっごく、ドキドキした…よ」

P「そうだなぁ、正直試合前は百合子が10-2くらいで負けるんじゃないかと思った」

昴「オレは15-1くらい」

百合子「二人ともひどくないですかっ!?…でも、ほんとに、こんないい勝負が出来るとは思わなかったから…負けて悔しいはずなのに、なんだか清々しいや」

杏奈「うん…ほんとに…楽しかった…本番も…楽しみ…」

昴「よーし、俺も家で視聴するから、今くらい面白い試合してくれよなっ、二人とも!」

百合子「はいっ!任せてください!」

P「生放送だと、そうだな、『シャッフルチーム対決』なんてのをやるのも、面白いかもしれないぞ」

昴「シャッフル?」

P「ああ、チーム選択画面で、右側にシャッフルを選択できるところがあるんだよ。そこを押すと、8チームの選手(ドリームリーグなら12チームの選手)からランダムに選ばれた選手たちがごちゃ混ぜされたチームが出来上がるんだ。あとは、シャッフルにしか出てこない弱い選手も少し混ざるが…」

杏奈「それも…面白そう…あとでそれも、やりたい、な…」

百合子「私は…リザーズとモンキーズも、使ってみたいですね…リザーズは上級者向けってことですから、モンキーズが先だと思いますけど…」

昴「俺はドリームリーグもやってみたいな!やっぱ実在選手使うのって独特のワクワク感もあるしさ!」

P「よーし、それじゃあ今日はもう少しダイ野三昧…」

律子「プーローデューサー…」

P「ひっ!?」

133: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 06:50:21.55 ID:/iddOJv30
P「り、りり律子!?いつから!?」

律子「ずいぶんみんなで集中してたので、終わるまでは邪魔しないようにしてましたけど、3回の途中から見ていましたよ」

P(き、気付かなかった…)

律子「ずいぶん楽しそうに遊んでましたけど、仕事は終わったんですか!?」

P「お、終わった終わった!でも雨降っててまだ帰れなかったから…」

律子「窓の外を見てみてください」

P「あれっ!?止んでる!?いつの間に!?」

律子「仕事が終わったにせよ、雨が止んだことにも気付かないほど熱中して遊んでいたとは…いい大人がそんなことでどうするんですか!?仕事に来ているアイドルのみんなに示しがつかないでしょう!」

P「いや、ただ遊んでいたわけじゃないんだ!杏奈と百合子の番組の企画で…なあ、杏奈、百合子…って、いない!?昴もいない!?」

律子「自分が遊んでいたのをアイドルのせいにしない!いいですか、そもそも仕事以外でパソコンをそんな点けていたら電気代だってバカになりませんし…」(クドクドクド

P「お、お助けぇ~…」

その頃、765プロの前

昴「ふ~、うまく逃げ切れたな」

杏奈「ちょっと、悪いことした、かも…」

百合子「まあ、今度の収録の時に、お菓子でも持ってこよっか…」

昴「それよりさ、家帰ったらまたやろうぜ!LINEでパスワードルームのパスワード連絡したりしてさ!」

杏奈「うん…杏奈も、またやりたい…」

百合子「他のシアターのみなさんも、誘ってみたら何人か一緒にやってくれるかも♪」

杏奈「目標は…打倒・プロデューサー…!プロデューサーより上手くなって…ビックリ、させちゃおう…♪」

昴・百合子「おー!」

おわり

134: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 06:55:16.08 ID:/iddOJv30
ところどころミスがあった上に長ったらしく試合描写をしてすみませんでした
とにかくほんの少しでもダイナマイト野球の面白さが伝わって少しでもユーザー(ダイナマイター)が増えれば幸いです

みんなもやろうダイナマイト野球!もう一回URL貼っておきますね

http://splax.net/game/baseball.html

あとこの3人は描いてて楽しいですね!

いるかどうか分かりませんが、もしこのSSを読んでいる方でダイナマイターがいて、
「でもアイドルマスターは知らないよ!ミリオンライブって何?」って方がいましたらぜひアイマス、ミリオンライブもよろしくお願いします!みんな可愛いですよ!GREEから始められます!(ダイレクトマーケティング)

135: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 06:55:56.06 ID:/iddOJv30
では、依頼出してきます

136: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 07:01:58.12 ID:/iddOJv30
あ、そうだ(補足)

「パワーが8以上あるとミートすればゴロが貫通弾になる」というのは、ダイナマイトリーグの話です

実在選手たちが出てくるドリームリーグではパワー8以上で貫通弾…という仕様はありません。むしろド・リーグはヒット値が高い方が貫通しやすいようです

ドリームリーグでやってみたい方への補足でした

では、今までお付き合いいただき、ありがとうございました

137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/26(木) 09:06:48.27 ID:4IP01B+20
お疲れ様でした
あんゆりは至高ピヨ

138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/26(木) 09:43:22.60 ID:Ndh2F8Ix0
お疲れ様でした~

百合子は可愛いなぁ…!

139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/26(木) 10:11:15.42 ID:8upRb0uIo
ダイナマイト乙

140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/26(木) 17:30:40.49 ID:kcZEnHaa0
お疲れさまでした
杏奈かわいい

機会があれば作者さんとも戦ってみたいねぇ

141: ◆Oxdb39HVTo 2017/01/26(木) 20:17:15.15 ID:/iddOJv30
労いの言葉ありがとうございます

>>140
ええ、機会があればぜひいつか対戦しましょう
クロウズかドッグス、またはシャッフルあたりで「8921」というプレイヤーネームでロビーにいることがありますので、見かけたら戦ってやってください

0:風吹けばナナC 2009/05/13(水) 11:48:22.64 ID:hSdUYTwy
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