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【ミリマス × ブラウザゲーム】杏奈「ダイナマイト野球…?」P「ああ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1484139439/


1: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 21:57:20.11 ID:x+NwoHqj0
自分が好きなマイナーブラウザゲームを、好きなミリオンアイドル達がやっている妄想を形にしてみたくて立てました

リアルタイムで書いているので遅筆ですが良かったらお付き合いください

2: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 22:00:50.18 ID:x+NwoHqj0
P「よっし、これで終わりっ!久々に残業なしで片付いたー!」(カタカタカタ…ターンッ

P「今日はこれで早く帰れるんだよな…でもなぁ…」

ザーーーーーーー

P「なんでこんな日に限って天気予報大外れするのかねぇ…傘ないし、しばらくは出れないなぁ…」

百合子「うーん…面白いけど、やっぱりこれでもないね…」

杏奈「うん…百合子さんとこのゲームやるの、楽しいけど…いつものと似てる…」

P「…ん?二人とも、ただいつも通りそこでゲームしてたわけじゃないのか?難しい顔して」

3: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 22:05:20.34 ID:x+NwoHqj0
百合子「あ、プロデューサーさん…今日は二人で、あさっての生放送で紹介するゲームを選んでたんです」

P「生放送って…ゲラゲラ生放送で杏奈と百合子が毎週やってる、オススメのゲームを紹介して、一時間二人で実況プレイで遊び尽してるやつか?」

杏奈「うん…ただ…杏奈が選ぶと、格ゲーとかアクションが多いって、コメントが増えてて…」

百合子「私が選んだ時は、RPGばっかりですし…何度か紹介してみても、RPGだと一時間じゃ魅力を伝えきるのは無理で…」

P「百合子は語り過ぎてるのもあるけどな。何回注意してもシナリオの話に熱中し過ぎてプレイ開始まで時間かかってるし」

4: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 22:12:00.84 ID:x+NwoHqj0
P「うーん、でも、コメントは俺もチェックしてるけど、『ゲームに集中してるあんゆり可愛い』って評判だけどな。アイドルの番組としては成功してるぞ」

杏奈「杏奈…ゲーマーとしても…良い番組にしたい…」

百合子「やっぱり、私たちもコメントをタイムシフトで見直してて、『ゲームは先週紹介されたのと似てるけど』とか、『前同じジャンルのを買ったから買いはしないけど』とか書かれてから私たち自身のことだけ褒められても、ちょっと複雑で…」

P「まあ、自分たちがオススメしているものがいくら推しても相手に伝わらないっていうのは、寂しいものがあるかもしれんが…」

杏奈「最近は、スポーツゲームや、ホラーゲームを見たいっていうコメントが多くて…」

百合子「ホラーだと人を選んじゃって、その回だけ観ないって人もいそうですし、スポーツは…私がほとんどよく分からないので…」

5: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 22:19:29.52 ID:x+NwoHqj0
P「…スポーツか…やっぱり、ウイイレとかパワプロとかだよな、代表的なのは」

杏奈「ゲーム売り場に置いてあるやつ、百合子さんとやってみたことあるけど…実在選手の再現とか…動きがリアルとか…ゲームのウリにしてる部分が、杏奈はよく分からなかった…」

百合子「わ、私に至っては、イベントで野球をしたおかげでルールは分かったんですけど、選手を思うように動かすことも出来なくて…」

杏奈「百合子さん…目の前に来たボール…何度も避けちゃってたもんね…ドッジボールみたいだった…」

百合子「よ、避けようと思ってたわけじゃないよお!ただ焦っちゃって、つい変な方向に動かしちゃって…」

P「本格的なサッカーゲームや野球ゲームは百合子には敷居が高すぎるんだろうな。杏奈も別にスポーツが特別好きってわけじゃないし」

6: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 22:24:39.89 ID:x+NwoHqj0
P「そうだな…たしか、あの生放送ではブラウザゲームやソシャゲを紹介してたこともあったよな」

百合子「そうですね、デレステ生放送とかやりましたし」

杏奈「あの時は…久々にゲーム中にビビっとしちゃった…」

P「じゃあ、ブラウザゲームで気軽に出来る野球ゲームならあるぞ」

百合子「うっ…野球ゲームですか…?ヘタしたらもう、実際に野球よるより下手ですよ私…」

P「そう身構えなさんな。奥が深いけど、至って簡単で初心者にもとっつきやすいゲームだから」

7: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 22:25:31.50 ID:x+NwoHqj0
>>6
よるより→やるより

失礼しました

8: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 22:36:38.79 ID:x+NwoHqj0
P「ほら、これだ」

http://splax.net/game/baseball.html

杏奈「…パワプロ、っぽい…パチモン…?」

P「違うわ!パチモン言うな!」

百合子「っていうか…事務所のパソコン使っちゃっていいんですか…?仕事は…?」

P「今日の仕事はもう終わらせたからいいんだよ」

ガチャッ

昴「おーっす…ったく、ひっどい雨だなー…」

P「おう昴、お疲れ…ってうわ、ビショビショじゃないか、大丈夫か?それに、なんでレッスン用のジャージのまんまなんだよ」

昴「ああ、レッスン終わったからキャッチボールする相手でも探そうと思って事務所に寄ったんだけどさ…途中で雨にふられちゃって…まったくツイてねーよ。ま、動きやすいジャージのままで来てたおかげで服は無事なんだけどさ。で、3人でパソコンの前に集まって何してんだ?」

P「ああ、ちょっと野球ゲームを教えようと思っt」

昴「野球ゲーム!?プロデューサー、野球ゲームすんの!?だったら混ぜてくれよー、なぁなぁ!」

P「ちょっ!ええい!いいからまずは着替えてこい!」

9: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 22:43:50.64 ID:x+NwoHqj0
昴「着替えてきたぞー」

P「うん、じゃあ昴も来たことだし、ゲームの説明をするぞ。このゲームの名前は、ダイナマイト野球」

杏奈「ダイナマイト野球…?」

P「ああ」

百合子「なんでそんな物騒な名前なんですか…?もしかして、グラウンドに埋め込まれた爆弾が試合中に爆発して怪我人が出るとか、そんな…」

P「百合子ー、帰ってこーい。大丈夫だ、そんな恐ろしいことは起きない。俺も名前の由来は知らないが、もしかすると、このゲームがものすごい打高投低で、爆発的な打ち合いになることが多いからかもしれん」

杏奈「だこーとーてー…?」

昴「バッターが強くて、ピッチャーが弱いってことだよ」

百合子「へぇ…あれ、でも…野球って時間制限がないから…点の取り合いになると、何時間もかかっちゃいません?1時間番組で、試合の前半しかお伝え出来ないなんてなったら不完全燃焼になっちゃいますよ?」

P「その点は大丈夫だ。このゲームは3回で決着をつけるからな。ちょっと上手い人同士で打ち合っても30分とかからん。あまり打てない初心者同士なら10分で終わるかもしれないぞ」

昴「それもそれでつまんないと思うけどな…」

10: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 22:49:40.66 ID:x+NwoHqj0
百合子「………」

P「…百合子、さてはお前、『でも私がプレイすると守備がロクに出来ないから、アウト取れなくて時間かかりそう』とか思ってるだろ」

百合子「な、なんでわかったんですか!?プロデューサーさん、もしかしてエスパーに目覚め…はっ、じ、じゃあ、私が普段考えてることもお見通し…!?」

P「いや、さっきの話を聞いてた上で今の顔を見れば誰でも分かる。でも守備の心配は無用だ」

杏奈「…?なんで…?」

P「このゲームは、守備走塁はオートでやってくれるからだよ」

杏奈・百合子「おお…!」

昴「えー!?なんだよそれ!守備走塁も含めての野球だろー!?」

P「一応、代走や守備固めを出したり、守備位置の交代とかは出来ることになっているから、守備走塁に関する采配を振るうことは出来るぞ」

昴「ふーん…まあ采配も野球の醍醐味だからいっか…」

11: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 22:56:41.81 ID:x+NwoHqj0
杏奈「じゃあ…選手交代とか以外は…プレイヤーがやるのは…投げるのと、打つのだけ?」

P「そう。たったそれだけ。どうだ、簡単だろ?」

百合子「たしかに、それだけなら…私にも出来そうです」

昴「じゃ、早速やってみようぜ!」(カチカチ

P「あっ!勝手にマウスを!」

昴「ん?ダイナマイトリーグ?ドリームリーグ?…リーグが二つあるけど、セリーグとパリーグみたいなもんか?」

P「うーん…いや、そういうのとは違うかな…ダイナマイトリーグは昔からある、このゲーム内のオリジナルチーム8つだけのリーグだ」

昴「ってことは、ドリームリーグはもしかして!」

P「ま、まあお察しの通り、12球団を模したチームがあるリーグだけど…」

昴「おー!そっちでやろうぜ!大谷とか坂本とか山田とか、どんな能力になってるんだろ!?」

百合子「全然、誰のことだか分かりません…」

杏奈「杏奈も…」

P「おーい昴、今回は百合子と杏奈のあさっての生放送のためにゲームを教えてるんだぞ。昴も混ざっていいけどそれは忘れないでくれよ」

昴「あ、そうなの?ごめんごめん」

12: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 23:06:27.07 ID:x+NwoHqj0
P「それに正直、生放送をするならダイナマイトリーグの方を薦める」

百合子「それは…ドリームリーグだと、選ばれたチームのファンと選ばれなかったチームのファンが出ちゃうからですか?」

P「それもあるが…ドリームリーグだと、実際の各チームにある戦力差もそれなりに再現しているから、使うチームで有利不利が決まりすぎる」

昴「あー…とりあえず広島とか使っとけば勝てるみたいな?」

P「今年でいうとそうだな…一応、企業名は出さないで『ドリーム東北』とか『ドリーム名古屋』なんて書かれてるけど…その東北や名古屋で、福岡や広島、北海道に挑んでみろ。プレイヤーの実力が同じくらいだとしたら確実に大虐殺されるぞ」

杏奈「それは…生放送映え、しないね…」

P「お、杏奈、そこを意識してくれるのはプロデューサーとしても嬉しいぞ」

杏奈「杏奈も…色んなゲームの番組とか…見てるから…♪」

百合子「じゃあ、消去法で、もう一つのダイナマイトリーグっていう方で遊んだほうがいいんですね」

P「そうだな、趣味で遊ぶ時は、好きなチームとかがあればそのチームを使ってもいいし、ただ勝ちたいだけなら広島や福岡を使ってればいいが…視聴者を楽しませるのが目的の生放送だからな」

13: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 23:21:21.01 ID:x+NwoHqj0
昴「つまりダイナマイトリーグにある8つのチームっていうのは、戦力がほとんど同じなのか?」

P「そうだな、総合的に見ればどのチームを使っても戦力に差がないから、純粋にプレイヤーの腕が試される。あとは、好みが出るのも面白いんだ」

百合子「好み?」

P「コンセプトチームというのか…8チーム全て、特徴としてはバラバラなんだ。長所も、短所も。似たり寄ったりのそっくりさんみたいなチームが8つあってもつまらないだろ?ちゃんとバラエティ豊かな8つのチームが用意されているんだよ」

昴「ウチのアイドルみたいだな」

P「ははっ、たしかに。バラエティに富んでいるという意味ではそうだな」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/11(水) 23:31:11.82 ID:vdx0pRQA0
調べたらミリオンライブより前からあるやつなのか
期待

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/11(水) 23:39:33.40 ID:lXfrnCr6o
鮫がキツい以外はダはほんとよく調整されてると思う

16: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 23:40:57.43 ID:x+NwoHqj0
杏奈「全部、動物の名前のチームなんだね…あ、『打撃力』『投手力』『機動力』っていうチームのパラメータも、☆の数で5段階表示されてるんだ…えっと…」

P「あ、残念だけど探してもラビッツはないぞ」

杏奈「…」(しょぼん

昴「あーんーな!大事なのは名前より、どんな特徴のチームで遊びたいかだろ?」

P「お、いいこと言った」

百合子「初心者向けのチームとか、上級者向けのチームとかってあるんですか?スマブラとかにはそういうのありましたよね」

P「スマブラと一緒にするのもどうかと思うが…まあ、人によっては『このチームは初心者向け』と思っていても、他の人は『いやいや上級者向けだろ』とかあるからなー…じゃあ、百合子が使いたいタイプのチームは?」

百合子「やっぱり、以前杏奈ちゃんと遊んだ時は、どんどん点差が離されちゃって…途中からは気遣ってくれてたのも分かったんですけど…打てなくても、打てないなりに点を取られにくいチームがいいですね…最後まで分からないって思えるような状態で終盤を迎えられた方が、ゲームは面白いですから」

P「そういうことなら…このタートルズっていうチームがオススメかな」

百合子「ええっ!?このチーム、☆の数が一番少なくないですか!?見るからに弱そうなんですけど…」

P「ああ、あんまりアテにならないぞ、それ。『守備力』の項目がないしな」

昴「実際にやりこんだ人にしか実際の戦力は分からないってことか?それだと初見には優しくないなー…」

杏奈「プロデューサーさんなりに、でいいから…8つのチームのこと…教えてほしい、な…」

P「そうか?それじゃあ…」

17: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/11(水) 23:52:46.49 ID:x+NwoHqj0
エレファンツ【長打力S、ミートB、投手力C、守備E、走塁D】

プレイヤーにしっかりミートする腕があれば、HRを1試合(3イニング)で7回も8回も打てる超パワー型チーム。だが、オート守備がほとんど働いてくれない。
上手く投げてゴロを打たせたと思っても内野の脇を抜かれて失点が止まらない。見ていて楽しいチームだが守っている時はグロッキーになりそう。


ファルコンズ【長打力D、ミートC、投手力S、守備B、走塁D】

圧倒的打高ゲームの世界観に逆らうような最高クラスのパラメータを持った大エース3人を擁する投手陣に、そこそこの守備陣。
ただ打力だけでいえば8チーム中7位。主力選手はかなり打てるので打力8位のタートルズとは大差があるが、大エース達をも簡単に打ってくるようなガチ勢上級者を相手にすると少し分が悪い。


モンキーズ【長打力E、ミートB、投手力C、守備A、走塁S】

タートルズ(後述)を除くと唯一「内野10」の守備の化け物が一人いる。
おかげで内野守備は鉄壁に近い。外野はやや脆いが、時にはそいつが外野付近まで下がってボールを取ってカバーする。
パワーのなさは悲惨だが、けっこうミートしやすい上に脚は異常に速くサード内野安打やバントを成功させやすく、相手の守備の穴を突きやすい、試合巧者好みのいやらしさがあるチーム。


ドッグス【長打力B、ミートA、投手力B、守備D、走塁C】

「控えとスタメンに差がないバランス型チーム」と銘打たれているが、銘打つほどではない(他のチームよりは差が小さいのはたしかだが)
外野にはタートルズ(後述)を除いて唯一の「外野10」がいて、二塁打を何度もシングルにしてくれたり華やかなダイビングキャッチを何度も魅せてくれるが、内野がエレファンツに次ぐ脆さなので、ゴロをヒットにされることはかなり多い。
打線は人によっては「エレファンツより打てる」という、パワーは中くらいのかわりに繋ぎやすいチーム。下位打線でもミート力が高く、おそらくミートするだけなら一番優れているチーム。

18: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 00:03:13.52 ID:E6azlaoG0
シャークス【長打力C、ミートC、投手力C、守備D、走塁D】

「圧倒的スーパースターが3人、スターが1人、ちょっとマシな選手が2人いて、あとは悲惨な能力値の酷い選手しかいない」という、チーム内の能力格差が一番極端なチーム。
ダイナマイトリーグ最高パラメータの投手でありながら鉄壁の内野手にもなれる南方選手をどちらで使うか好みが分かれる。
弱すぎる下位打線でなんとかヒットを放ち、上位打線の大スター達にチャンスで回すことが出来ればビッグイニングも狙える。
「大スターを使えば今日ゲームを始めた人でもホームランが打てる」という意味では初心者にも少し優しいし、「下位打線で打てるなら止まらない」という意味では上級者が使うと怖いチーム。
中級者には不向き。


タートルズ【長打力E、ミートD、投手力D、守備S、走塁D】

「無抵抗主義か」といわんばかりの皆無に近い攻撃力に悩まされるが、その反面、鬼のような鉄壁を誇るチーム。
内野守備10が二人、外野守備10が一人、それ以外も守備9や、「守備8だけど肩10」とかそんな守備モンスターばかり。
投手力はかなり低いが、痛烈な打球もオート守備が勝手に捕ってくれるので、ホームランを許さなければそう簡単には失点しない。だからこのチームの使い手は相手のHR打者を敬遠することが多く、他のチームの使い手からはやや嫌われることも?


リザーズ【長打力A、ミートC、投手力D、守備C、走塁C】

一芸特化軍団。個人個人のパラメータが凄まじく尖っていて、全員揃うことでなんやかんやでバランスがよくなる。
一人一人の役割が非常にハッキリしているので、打者ごとに打ち方を変える必要があったりして初心者が扱うには敷居が高い。
その反面、上級者が完璧に使いこなせればどこにも負けない最強チームかもしれない。
投手陣は「スタミナ以外は強い」のが集まっているが、相手打者に少しファウルや見送りで粘られるとすぐにバテて交代することになるし、投手陣を使い切ってしまうこともある。


クロウズ【長打力C、ミートB、投手力E、守備C、走塁B】

リザーズとは真逆の芸達者面白軍団。交代や守備位置交代などの選択肢が非常に多く、相手に采配を読ませないのがウリ。
内外野両方守れる選手、内野をしっかり守れるピッチャー、代走の切り札になる俊足ピッチャー、打席で奇跡的なホームランを打つことがあるピッチャー、ピッチングも出来る野手などがいる。
相手打者に応じてショートとセカンドをコロコロ変えたり、時には内野と外野を行ったり来たりする選手が出てくる忙しいチーム。

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/12(木) 00:09:43.90 ID:XT6cZF1V0
面白そう

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/12(木) 00:13:22.38 ID:ByjVtNJdo
紹介うまいなー

21: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 00:14:22.15 ID:E6azlaoG0
P「こんな感じかな。ちなみに『内野10』とか『外野10』なんて単語が出てきたと思うけど、選手のパラメータは10段階評価で、7が平均値ってところだ。5以下はかなり低いと思っていい」

杏奈「すごい…本当にバラバラ、だね…杏奈は…クロウズにしようかな…やりがい、ありそうだから…」

百合子「えっ!?杏奈ちゃん、もう決めたの!?うー、じゃあ私は…やっぱり、プロデューサーさんのオススメを信じて…最初はタートルズにしてみようかな…」

昴「百合子はタートルズかー。俺、投げるのが好きだからファルコンズにしようかと思ったけど…タートルズとファルコンズで試合したら…なんとなく0-0とか、そんなんばっかりになりそうだなー…じゃ、俺はエレファンツにしよっと」

P「決まったな、3人とも。じゃ、もう一つ、俺のカバンからノートを出して点けるか」

百合子「え?」

杏奈「あ…そっか…マウスで操作するゲームだから…」

P「そういうことだ。PCが二つないと対戦は出来ない。まあ、生放送ではそのへんは事前にスタッフに伝えとけば用意してもらえると思うが」

22: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 00:24:40.41 ID:E6azlaoG0
【第1戦:百合子(タートルズ) VS 昴(エレファンツ)】

P「さて、というわけで、準備も整ったところでやってみよう」

百合子「お、お手柔らかに…」

昴「いや、俺もこのゲーム自体は初めてだから…っと、まずは好きに打線組み替えていいんだよな?」

P「もちろんだ。あ、そうそう。ホームランは基本的に『長』(長打力の略)が8以上ないと打てないぞ」

百合子「ええっ!?このチーム、長8以上って2人しかいないじゃないですか!?しかも一人、タートルズなのに全然守れない数値ですよ!?」

P「そりゃあ、その選手は代打の切り札か、打球が来ないことを祈ってサードかファーストに置くしかないからな…」

昴「よーし、じゃあまずはこの伊達っていう選手で打ってガンガン盗塁して…」

P「あ、このゲームには盗塁はないぞ。オートでも盗塁しない。エラーもないしな」

昴「あ、そうなの?ちぇっ…」

P「だから、ロビー対戦の時に『F5で盗塁』なんて名前でやってる人がいるが、騙されるなよ。F5押したら更新だから、自動的に退出で反則負けになるぞ」

杏奈「…せこい人、いるんだね…」

23: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 00:32:11.13 ID:E6azlaoG0
P「これは余談というか、このゲームが『打高投低』といわれる理由なんだが…長8以上あると、ゴロが内野手の正面に飛んでも、内野手の身体を貫通してヒットになる」

杏奈・百合子・昴「!!?」

P「いや、お腹に穴があくとか、そんなグロいことにはならないぞ?あくまで貫通したように見えるだけだ。内野手の正面に飛んでも内野手が捕ってくれない。よほど打球が速くて足元を抜かれているのか、バウンドで頭上を越されているのか…『貫通弾』なんて呼ばれているが、基本的にそのせいで打ち合いになるんだ」

百合子「そ、それじゃあますますそれが出来ないタートルズじゃ不利じゃないですか!プロデューサーさん、騙しましたね!?」

P「まあ落ち着け百合子。それが、内野守備9以上になると、まれに長8の『貫通弾』を捕ってくれることがあるんだ。大ファインプレーだな。内野10ともなると、けっこうな確率で止めてくれるぞ?長9・長10の打球だと無理だと思うが。それに、守備でゲッツーを量産できるのはタートルズの特権だしな」

昴「ま、やってみて性に合わなかったら、ゲラ生の番組の時までに色々試して変えればいいじゃん!」

P「そうそう。というわけで、まずはやってみよう。杏奈も順番待ちしてるんだしな」

杏奈「百合子さん…がんばって」

百合子「そ、そうですね…杏奈ちゃん、私、頑張るね!」

24: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 00:42:42.67 ID:E6azlaoG0
1回表 先攻・百合子の攻撃

百合子「よーし…!1点取れば、このチームなら守り切れますよね!」

P「まあ、初心者同士の対決ならそうかもな」

昴「へへっ、そう簡単には点はやらないぜ」

百合子「ふっふっふ、甘いですね昴さん…このチームにも、意外と強いバッターがいましたよ…見てください!この新堂(勇)選手のパラメータを!」

長7・ヒ7・巧8・脚9

昴「…強いって…それで?」

百合子「え?」

昴「こっちの1番、普通にそれより強いし…って、あれ!?ピッチャー勝手に投げた!?しかもど真ん中棒球!?」

百合子「えっ!?わ、わわわぁっ!?」(カッ

ファウル

P「あ、言い忘れてたけど、一定時間投げないでいると勝手にど真ん中にスローボール投げるから」

昴「それはもっと早く言えよ!ひゅー、あっぶねー…ファウルでよかった…」

25: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 00:52:30.45 ID:E6azlaoG0
百合子「ああぁ…もしかして今私は、千載一遇の好機を逃したのでは…」

昴(とりあえず、今のがスローボールって分かったから…投球ゲージを最大にしてストレート投げてみるか。この夏野っていう投手の速8って、どのくらい速いんだろ)

ビュンッ

百合子「ひゃあ!?」(見逃し

昴「おおっ!けっこうはえーな!」

百合子「う、うう…追い込まれちゃった…速8って、こんなに速いんですね…パワプロを思い出します…」

昴「よーし、これでトドメだ!」(カーブ8!同じ8だし、変化球なら相当曲がるだろ!)

グニャアッ…

昴「おそっ!?」

百合子「わっ、すごい曲がってくる…!?ひゃあっ」(カッ

ファウル

百合子「あ、危なかった…」(ドキドキ

P「新堂(勇)の巧打力が8あってよかったな。巧打力が高いと、ミートカーソルが綺麗に合わなかった時になんとかファウルしてくれることが多いんだ。巧打力が高いとバントも上手いしな」

杏奈「けっこう…凝った作りだね…」

昴「ちぇっ、粘られたかー…にしても、遅すぎだろあれ…」

P「でも、慣れてくるとあの曲げ方とかで工夫しないと、直球だけじゃ絶対に抑えられなくなるぞ」

26: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 00:57:55.96 ID:E6azlaoG0
昴(といってもなー…その巧打力っていうのが高いのが相手だと、ミートカーソル外させても三振にするのは難しそうだし…やっぱりここは、振り送らせて三振狙いだろ!)

百合子(と、とりあえず…さっきすっごく驚いた速い球…あれが来てもいいように、心の準備をしとかないと…カーブなら、曲がってからでもなんとか…)

ビュンッ

昴(あ!ゲージがちゃんと合わなかった!ちょっとだけ遅い!)

ブンッ

空振り三振 アウト

百合子「あぁ…さっきと違ってちゃんと振れたのに…」

P「今、速い球を警戒しすぎて、来る前に振っちゃったな。昴はゲージミスか?今の」

昴「うん…ゲージMAXで止めるのって、意外と難しいんだな」

P「ああ、上級者でもよくあるよ。ゲージ9割や8割で投げちゃうこと。失投になることも多いけど、狙ってやることもあるな。そうすると、今みたいな『MAX直球のタイミングで振ったらボールがまだ来てなかった』なんてことも起こる」

杏奈「年末年始の、芸能人と野球選手がやってる番組でも…そんなの、見たかも…」

P「リアル野球BANか。まあそんな感じかもな」

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/12(木) 00:58:52.89 ID:EKhbP9YsO
ダイナマイト野球か
オンラインの操作可能な野球ゲーなら一番ポピュラーかな

28: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 01:04:09.33 ID:E6azlaoG0
百合子「…でもまだまだ!4番くらいまでは割と強いですから!」

2番・新堂(浩) 長6・ヒ8・巧8・脚8

昴「よわっ!」

百合子「ええっ!?」

昴「いや、実際エレファンツなら下位打線だってそいつ…」

P「昴…タートルズだと本当にこいつでマシな方なんだよ。2番にするのもセオリーに近いし」

昴「えぇ…まあいいか」

百合子「ところで、さっきの選手と苗字が同じですね。もしかして兄弟なんですか?だとしたら、同じチームに所属して共に勝利を目指すって、なんだか昔の漫画で読んだようなドラマチックな展開がありそうで…」

バァン 見逃し三振

P「…百合子、妄想に耽ってるうちに3球さっさと投げられちゃったぞ」

百合子「えっ…ええっ!?昴さん、酷い!投げるなら投げるって言ってくださいよお!」

昴「いやいや集中してない方が悪いだろ!」

杏奈「百合子さん…ゲーム中は…集中しないと…」

百合子「うっ…ご、ごめんなさい昴さん…私が怒るのは間違ってました…」

昴「うん、いいけど…」

29: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 01:15:39.97 ID:E6azlaoG0
3番・デュラン 長7・ヒ7・巧7・脚3

百合子「ううっ…いやいや、野球は2アウトからって、なんかよく聞く気がします!まだまだ…えいっ!」(カーン

初球一二塁間ヒット

百合子「やっ…やったあ!プロデューサーさん、初めてヒット打てました!」

P「おお、よかったな!」

杏奈「百合子さん、おめでとう…!」

百合子「ありがとう、杏奈ちゃん!」

P(やっと楽しそうな表情を見せてくれたな…こんな風に最後まで楽しんでくれるなら生放送も良いムードで出来そうだが…)

昴「あちゃー、試しに変化量6のシュート投げた俺も悪いけど、あれ捕らないのかーセカンド…本当にエレファンツの守備って動かないんだなー」

百合子「ふふ、次のバッターでホームラン打っちゃいますよ!いでよ、チーム最強バッター!」

甲本 長8・ヒ7・巧6・脚3

昴(…強いことは強いけど、これが「最強」なのか…うーん、試しに、フォーク投げてみようかな。どんな風に落ちるんだろ)

ピュッ

昴(ん?あれ?スローボール?)

百合子(…?スローボール…?さっき言ってたゲージミスっていうやつかな…?でも、チャンス!)

カクン ブンッ

空振り

昴・百合子「!?」

百合子「す、昴さん!なんですか、今の魔球!」

昴「いや、フォーク…だけど…ビックリした…あんな一気に落ちるんだな…」

P「このゲ-ムはフォークの仕様がちょっと強すぎるとは言われてるなー、途中までスローボールにしか見えないからな」

30: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 01:22:29.39 ID:E6azlaoG0
昴(…これ、直球とフォークだけ投げ続けてれば勝てちゃうんじゃね?)

百合子「プ、プロデューサーさん!フォークってどう打てばいいんですか!?」

P「うーん…まあ、カーブ・シュートと違って、ナナメ変化はないし横には曲がらないから、スローボールかフォークか分からない球が来たら、横軸はもうそこに来ると確定したものとして、後はヤマカン…かな。下で落ちるのを待って構えて置くとか、落ちないスローボールだと思って待っとくとか…」

杏奈「ハッキリした攻略法、ないの…?」

P「そうだなぁ…強いて言うなら、フォークはどんな落ち幅だろうと同じタイミングで来るから、タイミングを合わせて振ること、かな…たくさん落とすと見せかけてちょっとしか落とさないミニフォークでフライアウトを取りまくるプレイヤーとかもいるから、その対策として」

杏奈「……………」

P(杏奈、めちゃくちゃ集中して観察してるな…ゲーマー魂に火がついているのか)

カーン!

P「あ」

昴「えっ!?」

百合子「や、やった!?」

ポスッ

レフトフライ 3アウト チェンジ

昴「あ、あぶねー…ウォーニングゾーンまで飛んだよ…やっぱフォークだけってのは無理か」

百合子「あーん、惜しかった…」

31: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 01:28:17.15 ID:E6azlaoG0
1回裏 後攻・昴の攻撃

昴「よーし、エレファンツの最強打線見せてやる!」

1番・伊達 長7・ヒ9・巧8・脚9

百合子「あ、ほんとだ、普通にそっちの方が強い…」

杏奈「でも…タートルズの本領は守備って、プロデューサーさん、言ってた…よ?」

百合子「そ、そうだよね!先制点はあげませんよ、昴さん!」

ピュッ カキーン!

百合子「あっ!?」

昴「よしっ…って、ええっ!?」

バシィッ

セカンドライナー 1アウト

百合子「あ、危なかった…すっごく良い当たり…セカンド凄い…」

昴「セカンド10!?ウチのセカンドは7だよ…すごい差…こりゃ簡単には抜けないなぁ…」

32: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 01:36:41.43 ID:E6azlaoG0
2番・レノン 長8・ヒ10・巧7・脚8

百合子「!?」

昴「へへっ、空いた口が塞がらない、って顔してるなー百合子。そっちの4番より強いのが2番だからな!」

百合子「ううっ…お願い田中投手、抑えて…えいっ!」

ガギーン!!

フェンス直撃シングルヒット

杏奈「すごい打球…」

昴「惜しい、もうちょっとでホームランだったなー…にしてもシングルかー、打球が速すぎたかなー…ってか、そっち外野守備もすげー…肩も…これタートルズからツーベースとか出来んの?」

P「脚9以上あってワンバウンドでフェンスに到達する右中間や左中間ならもしかしたら…ってくらいかな。ほぼ無理」

昴「やっぱり…ま、いいや!次で先制2ランだ!」

3番・郷野 長9・ヒ7・巧6・脚5

百合子「鬼ですかその打線」

昴「いやそっちの守備も大概だと思うけどな…」

百合子(たしかタートルズはゲッツーがとりやすいってプロデューサーさんが言ってた…一か八か、フォーク…えいっ!)

…カクッ

昴「…あっ、しまった!」

カツンッ パシッ、ピュッピュッ

4-6-3 ダブルプレー チェンジ

昴「あー!てか、セカンドとショートの動きはやっ!?全盛期のアライバかよ!?」

杏奈「洗い場…?」

33: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 01:53:23.51 ID:E6azlaoG0
そのまま2回表も、どうにもならないタートルズの下位打線では攻撃できず百合子は無得点

2回裏、パワーはあるがミートがイマイチな4番ゴンザレス・5番大友らでフライアウトなど昴もまだまだ不慣れっぷりが出て無得点

そして0-0で迎えた3回表…

2死3塁 3番・デュランに代打蜂須賀(長8・ヒ6・巧9・脚3)

百合子「9番ピッチャーへの代打で先頭出塁してくれたクレイトン選手…その代走で出た松尾選手…送りバントとゴロで進めてくれた新堂兄弟…みんなの思いを胸に、ここで決めます!」

P(正直、このゲームで送りバントは…それも新堂でエレファンツ相手に送りバントは愚策なんだけど…まあ初々しくも熱中してる百合子が可愛くて番組映えしそうだからツッコまないでおいた)

昴「くう…クレイトンのヒットも、ライトそれくらい捕ってくれよって感じのライト前だったし…打たれてる感じはしないんだけどなぁ…でも、こっちも抑えの南を出してるんだ!超スピードボールとフォークのコンボで絶対抑えてやるからな!」

杏奈(ドキドキ

百合子「さあ、いつでも来なさいっ!」

昴「とりゃあああっ!」(速9のMAXストレート!打てるもんなら打ってみろ!)

百合子「来た!」(目キラーン!

百合子「えいっ!」(カキーン

タイムリーヒット 百合子 1-0 昴

杏奈「あ、『貫通弾』」

昴「あっ…ば、バカな…!」

百合子「や…やったああああああ!!」

34: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 02:00:48.24 ID:E6azlaoG0
その後、甲本も貫通弾で続いてチャンスを2死1・3塁まで広げるも、後続が倒れ追加点ならず

P(さすが、いつも杏奈とゲームしてるだけあって、百合子も割と呑み込みが早いな)

3回裏 後攻・昴の攻撃

昴「くっそー…下位打線からかー…でも最後の攻撃だし、代打も惜しみなく使うから勝負はここからだ!」

7番 飯沼 長6・ヒ10・巧6・脚8

百合子「下位打線の能力値じゃない…」

杏奈「百合子さんの最初の2・3番より…強そう…」

百合子「でもこちらも、守護神のリャンヨンミ投手を出していますから!しっかり抑えますよ!えいっ」

ブシューーーーーン!!

百合子・昴・杏奈「!!?」

右中間シングルヒット

百合子「な、なんですか今の爆発音!?」

P「ああ、タイミング・カーソル共に完璧にジャストミートした時に出る音だよ。あの音が出るくらい完璧な打撃されたらタートルズの守備でも捕れないな」

昴「あ、今の、俺が完璧な打ち方したって音だったんだ…」

杏奈「ダイナマイト野球の名前の由来って…今の音なんじゃないの…?」

P「んー、どうなんだろうな。もしかしたらそうなのかな?」

35: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 02:07:58.10 ID:E6azlaoG0
8番 手嶋 長6・ヒ7・巧6・脚6

昴(うーん…この能力だとゲッツー怖いなー…送りバントするか?でも巧打7が平均なんだよな?…巧打6じゃ、バントしてもゲッツーになったりして)

昴(巧打9ある韮崎は6番だったからなー…ベンチにしとけばよかった…まあ仕方ないな…こうなったら一発期待の代打を出すか)

昴「代打、等々力!」

等々力 長9・ヒ2・巧7・脚4

杏奈「なんか…極端な能力、だね…」

昴「なんかすげえ打てそうにないヒット値だからベンチにしてたけど、要はさっきみたいにブシューン出来れば逆転サヨナラ2ランだろ?」

P「いや、相手も考えてピッチングしてくるのにブシューンが常に出来るんなら世界一のダイナマイターだけどな。上級者でも常にはできないよ」

昴「そっか。でもほら、やっぱホームランって華があるしロマンがあるじゃん!やるぞー!」

カツン

キャッチャーフライ 1アウト

36: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 02:15:46.93 ID:E6azlaoG0
百合子「…ぷっ」

昴「あー!百合子、笑ったな!」

百合子「だ、だって…ホームラン予告して…カツンって…キャッチャーフライって…」

昴「ちくしょー!絶対勝ってやるからなー!9番ピッチャーに代打マクブライト!」

マクブライト 長10・ヒ4・巧1・脚1

杏奈「…また変なの出てきた…」

昴「今度こそホームランだからな!見てろー!」

百合子「…あれ?でもたしか、次って1番だから…長7でホームランがない伊達選手ですよね?」

昴「え?うん、そうだけど…」

百合子「…あ、敬遠します♪」

昴「えー!?」

杏奈(あれ、でも、そうしたら…)

敬遠 1アウト1・2塁

百合子「ふっふっふ…これで伊達選手の打球を、タートルズ守備陣でゲッツーに仕留めれば私の勝ちです!」

昴「………いや、俺、振らないぞ。見逃し三振すれば2番のレノンに回るし」

百合子「!?」

杏奈「やっぱり…」

百合子「ズ、ズルいですよ昴さーん!勝負してくださいよー!」

昴「敬遠しといて何言ってんだ!野球ナメんな!」

ワイワイガヤガヤ

P(ああ、中学生アイドルが野球ゲームで盛り上がってる光景…いいなぁ…)

37: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 02:19:21.96 ID:E6azlaoG0
P「そのあとめちゃくちゃサヨナラ3ラン飛ばされた」

百合子「」

昴「最終回、2アウトからの劇的大逆転サヨナラ!」(ドヤァ

百合子 1-3x 昴

杏奈「多分だけど…マクブライト…勝負してたら…カツンって、ゲッツーになってたんじゃないかな…」

P「まあ、ゴロになるとは限らないけど、初心者がマクブライトで打つのは難しいし、仮にフライアウトでも2死1塁で伊達に回ったから百合子が勝っただろうな」

昴「百合子はまだまだ采配が分かってないなー!」

百合子「くぅ…もう少し野球のこと勉強して、いずれリベンジします!」

38: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 02:21:59.46 ID:E6azlaoG0
夜も更けてきたので、今日はこのへんまでで

また夕方か夜にでも続き書きます
(2夜3夜に分けて書いてスレを上げた方がゲームの宣伝にもなって人口増やせそうだし)

それにしても杏奈・百合子・昴の組み合わせは捗りますね

39: ◆Jnlik0MEGA 2017/01/12(木) 02:47:06.79 ID:hshgJFOg0
ちょうど三属性そろってるしね
4時間以上お疲れさまでした

>>2
七尾百合子(15) Vi
I3sN129[1]
8dd81e0d[1]
 
望月杏奈(14) Vo
EP9Zy5G[1]
2s3b4NK[1]
 
>>8
永吉昴(15) Da
cg1pNdK[1]
DXY09jw[1]

40: ◆n5M8Km1xeM 2017/01/12(木) 03:08:53.72 ID:E6azlaoG0
画像支援ありがとうございます

次は使ってもらうチームも変えつつ、杏奈VS百合子、杏奈VS昴を書いていこうと思います

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/12(木) 06:33:52.97 ID:9Ixa4ddrO
あんすばゆりは安定感がある
おつ

42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/12(木) 11:55:04.66 ID:XT6cZF1V0
おつ
高校生ならことめぐエレ
中学生ならあんゆりすば
って感じはあるな
信号機トリオは別枠としても

43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/12(木) 23:03:48.68 ID:jhyLcBeLo
ダイナマイト乙

0:風吹けばナナC 2009/05/13(水) 11:48:22.64 ID:hSdUYTwy
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