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バファローズポンタ(0.369)「……5割ウォールズ?」


1: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)22:55:54 ID:SA2
ポンタ「なんだろう……聞いたことない球団だなあ」
ブル(0.369)「ポンタくん、どうしたの?」
ポンタ「あ、ブル先輩。知らない球団から先輩に手紙が届いてるんです」
ブル(0.369)「知らない球団?」
ポンタ「はい。『5割ウォールズ』って言う……」
ブル(0.369)「……!ちょっと見せて!」

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梅雨明けの待ち遠しい今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
交流戦も無事に終わり、皆さま、シーズン後半に向けて
英気を養っておられることかと思います。

さてこのたび、交流戦後恒例の「球団マスコット交流会」を
今年も開かせて頂く運びとなりました。(詳細別紙)
肩を並べて切磋琢磨しあう皆さまで一堂に会して大いに語り合い、
良き後半戦のスタートを切りたく準備を進めておりますので、
是非ともご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

          交流会幹事 5割ウォールズ 恩慈英 やきう

2: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)22:57:04 ID:SA2
ポンタ「球団マスコット交流会!」
ポンタ「楽しそうですね!ブルせんぱ……」

ブル(0.369)「……そうか……今年もやるんだ……」
ブル(0.369)「オールスターはベルなのにどうしてこっちは僕なんだろう……納得いかない……」
ポンタ「……ブル先輩?」
ブル(0.369)「憂鬱だなあ……でも行かないと拉致られるしなあ……」
ポンタ「先輩は交流会、行きたくないんですか?」
ブル(0.369)「うん……まあ……ちょっとね」
ブル(0.369)「ポンタくん、術で僕に化けて代わりに……」
ポンタ「?」
ブル(0.369)「……ごめん、何でもない」

ポンタ「ブル先輩、どうしたんだろう……気になるなあ」
ポンタ「……よーし」
ポンタ「野良猫に化けて、こっそり後をつけよう!」

4: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)22:57:47 ID:SA2
ブル(0.369)「やだなあ……行きたくないなあ……」トボトボ
ポンタ「(ブル先輩、落ち込んでる……本当に何があるんだろう……)」
ポンタ「(あ、あそこにいるのは……)」

ブル(0.369)「あ、クラッチくん、マーくん……おはよ……」
クラッチ(0.422)「ブルくん……おはよ……」
マーくん(0.588)「おはよー!」
ブル(0.369)「マーくん……今日はマーくんがいつもより輝いて見えるよ……」
クラッチ(0.422)「うん……頭の上で『5』がキラキラ光ってるよ……眩しいよ……」
マーくん(0.588)「大げさだなー。僕はまだリーグ二位だよ?……あ」
マーくん(0.588)「噂をすれば……ほら、来た」

ハリー・ホーク(0.712)「ブル、クラッチ、マー!久しいな!会えて嬉しいぞ!」

ブル(0.369)「あああああ!眩しいいいい!眩しくて直視できないいいい!!!」
クラッチ(0.422)「『7』が!『7』が目に刺さるううううう!!!」
マーくん(0.588)「二人とも落ち着いて!まだ交流戦が終わったばっかりだよ!」
マーくん(0.588)「たかだか22ゲーム差と18.5ゲーム差ぐらい、すぐに取り返せるよ!」
ブル(0.369)&クラッチ(0.422)「あああああああああ!!!!!」

ポンタ「(……なにしてるんだろう)」

5: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)22:58:59 ID:SA2
マーくん(0.588)「着いたー!」
ポンタ「(おっきなお屋敷……ここが会場なのかな?)」
ポンタ「(あ、門のところに誰かいる)」
ポンタ「(スラィリーさんにちょっと似てるけど……違う人だよね)」
ハリー・ホーク(0.712)「少々遅れたわ……すまんな!やきう!」

彡(^)(^)「いえ、ハリー様。お気になさらずに……」
彡(^)(^)「今、球界は王として君臨するハリー様を中心に回っております」
彡(^)(^)「ハリー様がいらした今この時こそが、宴の始まりなのです」
彡(^)(^)「さあ、スラィリー様やB・B様が控室でお待ちです。中へどうぞ……」
ハリー・ホーク(0.712)「うむ!苦しゅうない!では行くぞ、皆の衆!」
マーくん(0.588)「行こ行こー!」

クラッチ(0.422)「……はーい」
ブル(0.369)「……お邪魔しまーす」
彡(゚)(゚)「……」
彡(゚)(゚)「……カスが」
ブル(0.369)&クラッチ(0.422)「!」ビクッ

6: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)22:59:54 ID:SA2
ポンタ「(みんな中に入っちゃった……僕も……)」
彡(゚)(゚)「あ?猫?」
ポンタ「ニャー」タタタッ

彡(゚)(゚)「変わった猫やなあ……尻尾だけたぬきやったで」
彡(゚)(゚)「……あ、なるほど」
彡(゚)(゚)「あのカスんとこのアレか」
彡(゚)(゚)「こりゃあ……」

彡(●)(●)「献立の変更が必要やなあ……」

7: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:00:41 ID:SA2
マーくん(0.588)「マスコット交流会控室……ここだ!」ガチャ
ハリー・ホーク(0.712)「やあやあ皆の衆!元気にしておったか!」

レオ(0.470)「……元気なわけねーだろ、バカ王」
ジャビット(0.492)「そうだねー。今日はちょっちツラたんかもかもー」
トラッキー(0.471)「ジャビット手足の爪残さず剥がれろ」
ドアラ(0.478)「……君たちのマイペースが今日は心底羨ましいよ」
つば九郎(0.423)「さけのみたい……」
スターマン(0.463)「終わったら飲みに行く?」
ブル(0.369)「あ、それ僕も行きたい……」
クラッチ(0.422)「みんなで逝こうよ……一緒に逝こう……」

スラィリー(0.580)「み~んな~、くら~い~のね~」
ハリー・ホーク(0.712)「辛気臭いのう……身も心も星も黒に染まっておるわ」
マーくん(0.588)「仕方ないよ、ハリーくん。今日はそういう会なんだから」
B・B(0.537)「そうだな。俺も正直、あっちじゃなくてホッとしてるわ」

8: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:02:02 ID:SA2
ポンタ「(なんだろう、この会……)」
ポンタ「(集まったみんなが二つのグループにくっきり分かれている)」
ポンタ「(まるで、間に見えない壁があるみたいな……)」

レオ(0.470)「おい、ブル。そのたぬき尻尾の猫はなんだ?」
ブル(0.369)「え?……あ!ポンタくん!来ちゃったの!?」
ポンタ「……すいません。来ちゃいました」ドロン
ポンタ「どうしても気になって……」
ブル(0.369)「ダメだよ!早く帰った方がいい!あいつが来る前に……」

彡(゚)(゚)「お待たせいたしました」ガチャ

9: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:02:38 ID:SA2
彡(^)(^)「ハリー様、マーくん様、スラィリー様、B・B様、こちらに」
彡(^)(^)「原住民がAクラス部屋にご案内いたします」
(´・ω・`)「ついてきてください」トコトコ

ポンタ「(……ブル先輩)」ヒソヒソ
ブル(0.369)「(なに?)」
ポンタ「(あの人たち、5割ウォールズのマスコットですか?)」
ブル(0.369)「(うーん……あのね、5割ウォールズは球団じゃないんだ)」
ブル(0.369)「(勝率5割の壁……その概念が架空のチームとして具現化した存在……)」
ブル(0.369)「(彼らは、その概念を生み出した人たちだよ)」
ポンタ「(……概念?)」
ブル(0.369)「(そう。勝率5割以上と5割未満を隔てる概念。だから勝率5割を境に態度も変わる)」
ブル(0.369)「(勝率5割以上のチームは、ああやって丁寧に、恭しく扱う)」
ブル(0.369)「(そして、5割未満は……)」

彡(^)(^)「……」
彡(゚)(゚)「さて」
彡(゚)(゚)「残ったカス共おおお!!覚悟は出来とるんやろうなあああああ!!!!」

ポンタ「!?」

10: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:03:37 ID:SA2
彡(゚)(゚)「毎年毎年、ワイは口が裂けるほど何遍も言っとるよなあ!」
彡(゚)(゚)「勝率5割切っとるチームは球場に勝ちに来とるんやない!負けに来とるんや!」
彡(゚)(゚)「それがなんやねん!とうとう12チーム中8チーム……3分の2が5割切ったか!」
彡(゚)(゚)「取り立てもせんとバンバン白星融資して……」
彡(゚)(゚)「最高の銀行やなあ!お客さんもホクホクやわ!」

彡(゚)(゚)「ジャビット!脇谷どうなっとんねん!冷えとる通り越して凍っとるやろ!」
彡(゚)(゚)「なんであれを代打起用するんや!由伸は頭にクソつまっとんのか!あ!?」
ジャビット(0.492)「……すいませーん」

彡(゚)(゚)「トラッキー!交流戦の本塁打3本やったらしいな!ビリ2の西武が9本打っとるのに3本!」
彡(゚)(゚)「乙女打線と呼んだるわ!夏は海でビーチバレーでもしとれ!ボケナス!」
トラッキー(0.471)「……ジャビット肋骨全部砕けろ」

11: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:04:46 ID:SA2
彡(゚)(゚)「ドアラ!お前んとこはどーも交流戦前ぐらいからキナ臭いなあ!」
彡(゚)(゚)「ビシエドは冷え冷え、福谷ラボは炎上……歯車ズレて来たんとちゃうか!?お?」
ドアラ(0.478)「……早急に立て直したいと思います」

彡(゚)(゚)「スターマン!交流戦失速はもうお前んとこの伝統芸やな!」
彡(゚)(゚)「去年よりマシとか思っとるんやないぞ!ここから連敗街道まっしぐらや!覚悟せえ!」
スターマン(0.463)「……気を引き締めます」

彡(゚)(゚)「レオ!お前んとこは分っかりやすい戦犯はおらへんのになんや勝てへんなあ!」
彡(゚)(゚)「まあ弱いチームっちゅうのはそういうもんや!三十五年以上振りの三年連続Bクラス!期待しとるで!」
レオ(0.470)「……うるせえよ」

12: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:05:36 ID:SA2
ポンタ「(いきなり人が変わった……みんな勝率5割いってないから……)」

(´・ω・`)「案内してきたよ」
彡(゚)(゚)「よし!ジャビット!トラッキー!ドアラ!スターマン!レオ!」
彡(゚)(゚)「お前らはBクラス部屋や!原住民!案内せえ!」
(`・ω・´)「こっち来い!」
レオ(0.470)「あんだって?」ギロッ
(´;ω;`)「すいませんでした……」

つば九郎(0.423)「……?」
クラッチ(0.422)「僕たち……呼ばれてないよね?」
ブル(0.369)「あの……僕たちは……」

彡(゚)(゚)「……あ?」
彡(゚)(゚)「ビチクソが喋りおったで。こりゃあ愉快や」
彡(゚)(゚)「ほんなら……」
彡(●)(●)「ビチクソに相応しい部屋に招待せんとなあ……」
ポンタ「……!」ゾクッ

13: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:06:30 ID:SA2
彡(゚)(゚)「今年は4割5分すら行ってないビチクソ用にCクラス部屋を導入することにしたんや」
彡(゚)(゚)「8チームも5割切られるとは思わんかったからなあ」
彡(゚)(゚)「恨むなら弱すぎる自分らを恨むんやで、ビチクソ共」
彡(゚)(゚)「ほら、ここや」

つば九郎(0.423)「……これは」
クラッチ(0.422)「……座敷牢?」
彡(゚)(゚)「さっさと入れや!ウスノロ!それともワイが蹴り入れて叩き込んだろか!」
ポンタ「ブル先輩……」
ブル(0.369)「……大丈夫だよ、ポンタくん」ギュッ
ブル(0.369)「今は、耐えるんだ……」

14: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:07:10 ID:SA2
彡(゚)(゚)「さすがにこんなちっこい部屋にこんだけ入ると手狭やなあ」
彡(゚)(゚)「……クラッチ!」
クラッチ(0.422)「は、はい!」
彡(゚)(゚)「お前んとこは、最近調子ええな」
クラッチ(0.422)「……え?」
彡(゚)(゚)「交流戦、貯金4作って4位やろ。やるやん」
クラッチ(0.422)「あ、ありがとうございます……」
彡(^)(^)「このまま行けば5割の壁を超える日も近いと思うで」
彡(^)(^)「お前は、何が変わって成績が良くなったと思うんや?」
クラッチ(0.422)「えっと、色々ありますけど、やっぱりウィーラーさんが打つべきところで打ってくれるのが……」

彡(●)(●)「違う」

クラッチ(0.422)「!」ビクッ
彡(゚)(゚)「ワイは何が『変わった』のか聞いとるんや。調子の上げ下げは単なるバラつきやろ」
彡(゚)(゚)「もっと分かりやすく変わったとこあるやん」
クラッチ(0.422)「……分かりやすく変わったところ?」
彡(゚)(゚)「対戦相手や」
クラッチ(0.422)「……!」
彡(゚)(゚)「対戦相手がパからセに変わった。お前んとこが勝つようになったのはそれが理由や」
彡(゚)(゚)「せやから……」
彡(゚)(゚)「これからまたパに戻ったら、ボッコボコに負け続けるっちゅーことや!」
クラッチ(0.422)「あ、あ……」
彡(゚)(゚)「どんだけ負けるんやろなあ!楽しみやなあ!」
彡(゚)(゚)「去年も前半ほっとんど借金ないところから、借金30近くまでいって、最後はドンケツやからなあ!」
クラッチ(0.422)「あ……う……あああああああ!!!」

15: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:08:05 ID:SA2
彡(゚)(゚)「つば九郎!」
つば九郎(0.423)「……はい」
彡(゚)(゚)「ワイはな、お前のことはマスコットとして尊敬しとるんやで」
彡(゚)(゚)「あっちこっちのテレビに出て八面六臂の大活躍。なかなか出来ることやあらへん」
つば九郎(0.423)「……どうも」
彡(゚)(゚)「いやー、ほんますごいわー。真似できへんわー」
彡(゚)(゚)「チームがリーグ最下位やのに自分だけちやほやされて……」
彡(゚)(゚)「普通は良心が咎めるで。平気な面して、ほんますごいわー」
つば九郎(0.423)「……」

彡(゚)(゚)「やっぱマスコットは球団に似るんやろなー。お前んとこ、チーム内もバラバラやからなー」
彡(゚)(゚)「野手が必死に稼いだ点数を、投手がバンバン打たれて台無しにして……」
彡(゚)(゚)「あんまりにも勝てへんからとうとう残塁率にケチつけるファンが出てきよったで」
彡(゚)(゚)「72試合で320点取って打線に文句が出るチームなんてお前んとこぐらいやで、ほんま」
彡(゚)(゚)「こない頑張って叩かれとる野手はかわいそうやなあ……」
彡(゚)(゚)「坂口も山田もバレンティンもみんなこう思っとるんとちゃうかなあ……」
彡(゚)(゚)「ヤクルトじゃなければなあ……ヤクルトじゃなければなあああああああ!!!」
つば九郎(0.423)「……」グッ

16: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:09:03 ID:SA2
彡(゚)(゚)「ほんで一番あかんのは……お前や!ブル!」
ブル(0.369)「!」ビクッ
彡(゚)(゚)「お前、自分のチームの勝率言うてみい!」
ブル(0.369)「……3割6分9厘です」
彡(゚)(゚)「……は?聞こえへんかったわ」
彡(゚)(゚)「なんか『3割』とか聞こえた気がするんやけど、ありえへんよなあ……もっと大声で言ってみい」
ブル(0.369)「3割6分9厘です」
彡(゚)(゚)「もっと!」
ブル(0.369)「3割6分9厘です!」

彡(゚)(゚)「お前……やる気あるんか?」
彡(゚)(゚)「去年も3割台でここに来て、ワイにケチョンケチョンにけなされたよなあ」
彡(゚)(゚)「ダッサい泣き顔晒しながら『来年は5割超えます!』って誓ったよなああああああ!!!」
ブル(0.369)「……すいませんでした」
彡(゚)(゚)「声が小さい!」
ブル(0.369)「すいませんでした!」
彡(゚)(゚)「カスが……お前んとこみたいなクズチームがリーグ内格差を広げて野球をつまらなくするんや」
彡(゚)(゚)「今年のお前んとこの存在意義は……」
彡(゚)(゚)「そこのたぬきだけやもんなあ……」

ポンタ「……!」

17: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:09:41 ID:SA2
彡(゚)(゚)「たぬき……来てくれて嬉しいで」
彡(゚)(゚)「ワイはお前に言いたいことがあるんや」
ポンタ「……言いたいこと?」
彡(゚)(゚)「せや。感謝したいんや」
彡(゚)(゚)「球団マスコットっちゅうんわ、あんま野球人口の新規開拓には向かへんのや」
彡(゚)(゚)「基本は球場におるからな」
彡(゚)(゚)「せやけどお前さんはちゃう。野球のことなんも知らん一般人から愛されとる」
彡(゚)(゚)「お前をきっかけに球場に足を運ぶようになったファンもおる」
彡(^)(^)「なかなか出来ることやあらへんで。さすがずっと活動を続けてきた企業マスコットや」
彡(^)(^)「フォロワーも11万を越えたんやろ。すごいやん。11万人が待ち望んでるんやで」

彡(゚)(゚)「お前が……無様な負け姿晒すところをなああああ!!!」

ポンタ「……!」
彡(゚)(゚)「断言したるで!今、十二球団で一番負けを望まれとんのはバファローズや!」
彡(゚)(゚)「セとパの区別すらついとらんような奴らが、お前の負けっぷりを見たくてウズウズしとる!」
彡(゚)(゚)「借金17の最下位チームがこない負けを望まれることなんて普通はあらへんで!」
彡(゚)(゚)「お前のおかげや!お前のおかげでバファローズは勝ってはあかんチームになったんや!」
彡(゚)(゚)「お前の応援が、バファローズに呪いを与えたんや!」
彡(゚)(゚)「おかげさまで無事最下位……ほんま優秀なマスコットやで!敵のスパイちゃうか!?あ?」
ポンタ「僕の応援が……呪い……」

18: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:10:26 ID:SA2
彡(゚)(゚)「言いたいこと言ったらすっきりしたわ!」
彡(゚)(゚)「ほんじゃ、ここで大人しゅうしとけよ!ビチクソ共!じゃあな!」

ブル(0.369)「……ふう、行ったか」
ブル(0.369)「相変わらずひどいよね……あそこまで言うこと……」

クラッチ(0.422)「もうダメだあ……おしまいだあ……」
ポンタ「僕の応援は呪い……邪魔……要らない……(・)(・)」

ブル(0.369)「ちょ……ポンタくん!また22-6事件の時の目になってるよ!」
ポンタ「ブル先輩……(・)(・)」
ポンタ「……死にます(・)(・)」
ブル(0.369)「ポンタくん!?」
クラッチ(0.422)「ううっ、イヤだよお。リーグに戻りたくないよお」
クラッチ(0.422)「またみんなにボコボコにされるんだ……ガンガン連敗して、最下位になっちゃうんだ……」
クラッチ(0.422)「イヤだよおおおお!!!ずっと交流戦しようよおおおお!!!!」
ブル(0.369)「クラッチくん、落ち着いて!」
ブル(0.369)「つば九郎くん!君も何か……」
つば九郎(0.423)「……そう」
ブル(0.369)「……え?」

つば九郎(0.423)「あいつ、ころそう」

19: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:11:40 ID:SA2
ブル(0.369)「つ、つば九郎くん、それはさすがに過激すぎ……」
つば九郎(0.423)「うっせー!もうぶっ殺さねえと気が済まねえ!ビール瓶でドタマカチ割ったるわ!」
ブル(0.369)「つば九郎くん!漢字!漢字!」
つば九郎(0.423)「今時ひらがな喋りとか流行んねーんだよ!どこぞの応援侍も漢字覚えた設定足しただろうが!」
ブル(0.369)「分かった!それは分かった!分かったから冷静に……」

つば九郎(0.423)「てめえは、悔しくねえのかよ!」

ブル(0.369)「……!」
つば九郎(0.423)「俺は悔しいぞ!あんだけ馬鹿にされて、コケにされて……」
つば九郎(0.423)「一生懸命戦ってるチームを丸ごと否定されて……」
つば九郎(0.423)「冷静になんかなれるか!ハラワタ煮えくり返ってしょうがねえ!」
ブル(0.369)「……つば九郎くん」
つば九郎(0.423)「ブル!もう一度聞くぞ!」
つば九郎(0.423)「てめえは悔しくねえのか!」
つば九郎(0.423)「あんだけのこと言われて、チームが勝てないのが悪いんですって、うなだれて塞ぎこむだけかよ!」

20: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:12:20 ID:SA2
ブル(0.369)「……悔しいよ。もちろん、悔しい」
ブル(0.369)「確かに僕のチームは最下位だ。だけど負けたくて負けてるわけじゃない」
ブル(0.369)「勝ちたくて、頑張って、それでも勝てないんだ」
ブル(0.369)「それを、あんな……」
ブル(0.369)「あんな風に言われて、悔しくないわけないだろ!」

クラッチ(0.422)「ブルくん……」
ポンタ「ブル先輩……」
つば九郎(0.423)「だったら、どーするよ」
ブル(0.369)「……一発思いきりぶん殴って、それから帰る」
つば九郎(0.423)「は!そんだけか!お優しいこった!」
つば九郎(0.423)「まあでも……その辺が落としどころだな」
つば九郎(0.423)「クラッチ。お前はどうする?来るか?」
クラッチ(0.422)「……行くよ。ここで行かなきゃ、男じゃない」
ブル(0.369)「ポンタくんは来なくてもいいよ」
ブル(0.369)「この部屋の鍵だけは、変身でどうにか開けて欲しいけど……」
ポンタ「行きます!行かせてください!」
ポンタ「僕も……バファローズを背負う球団マスコットですから!」
ブル(0.369)「……ポンタくん」

つば九郎(0.423)「よっしゃ!そうと決まりゃあ、善は急げだ!」
つば九郎(0.423)「底辺の意地……見せてやるぞ!」
クラッチ(0.422)&ブル(0.369)&ポンタ「「「おー!!!」」」

21: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:12:53 ID:SA2
つば九郎(0.423)「……とは言ったものの……」
クラッチ(0.422)「どこにいるんだろうね、あの人」
ブル(0.369)「屋敷広いよねえ。誰かに聞いてみる?」
ポンタ「なんか……いい匂いがします」
ブル(0.369)「厨房だね。ちょっと覗いて……あ!あいつだ!」
つば九郎(0.423)「ちょうどいい!ぶん殴ってさっさとおさらば……」

彡(゚)(゚)「Aクラスの皆様の料理はどこまで出た?」
(´・ω・`)「もう厨房の材料は使い切ったよ」
彡(゚)(゚)「そっか。ほなあとは……」
(´・ω・`)「うん、そう」
(´・ω・`)「Cクラスの四匹を料理するだけ」

つば九郎(0.423)&クラッチ(0.422)&ブル(0.369)&ポンタ「「「「!!!!!」」」」

23: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:13:51 ID:SA2
彡(゚)(゚)「燕肉の唐揚げ、鷲肉のソテー、牛ステーキ、たぬき汁……」
彡(゚)(゚)「どうにか食えそうな奴らがCクラスに集まって良かったわ!」
(´・ω・`)「スラィリーさんとか絶対に食べたくないもんね」
彡(゚)(゚)「球界を盛り上げる立役者の糧になれれば、あいつらも本望やろ」
彡(●)(●)「それぐらいしかあいつらの利用価値なんて、あらへんのやからなあ……」

つば九郎(0.423)「(おい、話がちげえじゃねえか!あっちが殺しに来てるぞ!)」ヒソヒソ
ブル(0.369)「(そんなこと僕に言われても……)」
クラッチ(0.422)「(僕……食べられちゃうの!?)」
ポンタ「(ブル先輩……)」

彡(゚)(゚)「……ん?」
彡(゚)(゚)「そこにおんのは誰や!出て来い!」

つば九郎(0.423)「マズい!バレた!」
クラッチ(0.422)「どどど、どうしよう!」
ブル(0.369)「……どうするもこうするもないでしょ」
ポンタ「そうですね……僕もそう思います」

つば九郎(0.423)「……逃げるぞおおおおお!!!!」

24: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:14:47 ID:SA2
レオ(0.470)「……はー」
レオ(0.470)「乾きものとソフトドリンク、それとサンドイッチ……」
レオ(0.470)「どこの小学校のお楽しみ会だよ……泣けて来るぜ」
スターマン(0.463)「レオくんはこの時期に5割切ってること、あんまないもんね」
スターマン(0.463)「僕は逆に、マスコットになってからこの時期5割越えたことないから、慣れてるけど」
ドアラ(0.478)「セは交流戦でパに絞り取られるしね……去年もジャビットくん以外はこっちだったっけ」
ジャビット(0.492)「今年もあと一勝であっち行けたんだけどなー。惜しかったなー」
トラッキー(0.471)「ジャビット上あご一面口内炎で覆われろ」

レオ(0.470)「しかし、ブルたちはいったいどこで何をしてるんだか……」
ドアラ(0.478)「嫌な予感するよね……勝率が低くなればなるほど扱い悪くなるし……ん?」

つば九郎(0.423)「この部屋で何か武器になるものを探すぞ!」
ブル(0.369)「分かった!金属バットとかどっかに……あ!みんな!」
レオ(0.470)「どうしたんだよお前ら。何かあったのか?」
クラッチ(0.422)「実は、今まで座敷牢に監禁されてたんだけど……」
ポンタ「僕たち、食材にされちゃうらしいんです!」
ドアラ(0.478)「食材!?」

25: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:15:25 ID:SA2
彡(゚)(゚)「こらあ!待たんかーい!」
彡(゚)(゚)「大人しく食われ……あ?勝率5割未満のカスマスコット……略してカスコット連中やんけ」
レオ(0.470)「おい……お前、こいつらを料理しようってのはマジ話か?」
彡(゚)(゚)「大マジやで」
レオ(0.470)「そうか。じゃあ、仕方ねえな」
レオ(0.470)「……寝てろ!」バキッ
彡(。)(;)「ぐっはあ!」

ポンタ「レオさん!助かりまし……」
彡(゚)(゚)「あー、痛かった」ムクッ
レオ(0.470)「……なんだと!?」
彡(゚)(゚)「このままじゃ多勢に無勢やな……」
彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)「増えるか」

クラッチ(0.422)「!?」
つば九郎(0.423)「何でもありかよ!クソが!」
ドアラ(0.478)「わけわかんないけど、とりあえず逃げるのが正解かな……」
スターマン(0.463)「バラバラに散ってかく乱しよう!」
ジャビット(0.492)「なんか、面白くなってきたかもー」
トラッキー(0.471)「ジャビット白内障と緑内障併発しろ」

ブル(0.369)「みんな……行こう!」

26: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:16:06 ID:SA2
彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)「待たんかこらー!」

つば九郎(0.423)「……ぜえ……ぜえ」
ドアラ(0.478)「つば九郎くん、運動不足じゃない?」
レオ(0.470)「もうちょい急がねえと、あっさり追いつかれるぞ」
つば九郎(0.423)「うる……さい……俺はお前たちみたいに……動ける系マスコットじゃないんだ……」
ドアラ(0.478)「仕方ないね……レオくん、提案があるんだけど」
レオ(0.470)「たぶん、同じこと考えてると思うぜ」

ドアラ(0.478)&レオ(0.470)「「あいつらボコそう」」

彡(゚)(゚)「あ?ワイらと戦うんか、お前ら」
ドアラ(0.478)「つば九郎くんを逃がすにはそれしか無さそうだからね」
つば九郎(0.423)「ドアラ……」
レオ(0.470)「さっさと行けよ。いても役に立たねえんだから」
つば九郎(0.423)「レオ……悪い!」
彡(゚)(゚)「逃がすかあ!ドアラ、どけや!」スカッ
彡(゚)(゚)「あれ?今、ワイは確かにドアラを殴ったはずなんやけど……」

ドアラ(0.478)「残像だよ」

彡(゚)(゚)「(……背後!)」
ドアラ(0.478)「君も運動が足りてないみたいだね」
彡(゚)(゚)「くっ……けどまだ……」

レオ(0.470)「オラァ!」バキッ

彡(。)(;)「ぐはっ!」
レオ(0.470)「オレも散々な扱い受けて、気が立ってるからよお……」
レオ(0.470)「手加減するつもりは全くねえぞコラァ!」
ドアラ(0.478)「頼もしいねえ。さすが百獣の王」
ドアラ(0.478)「まあ僕も、アクロバティックで名を馳せたマスコットだ」
ドアラ(0.478)「悪いけど……負ける気はしないよ!」

27: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:16:42 ID:SA2
彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)「待てやこらー!」

ブル(0.369)「し、しつこい……!」
ジャビット(0.492)「んー、なんか追いつかれるっぽい雰囲気?」
トラッキー(0.471)「ジャビット肝臓がスポンジ状になる毒キノコ食べろ」
ジャビット(0.492)「うーん……仕方ないなー、戦うかー」
ブル(0.369)「……戦う?」
ジャビット(0.492)「うん。僕とトラッキーくんで、逃げるんじゃなくて迎え撃つ」
ブル(0.369)「……!それじゃあ逃げられるのは僕だけ……」
ジャビット(0.492)「いいんじゃない?そもそも狙われてるのも君だけだしー」
トラッキー(0.471)「ジャビット断食のギネス記録に挑戦して餓死しろ」
ブル(0.369)「で、でも!」
ジャビット(0.492)「気にしないでー。その代わり、ポンタくんに伝えてくれるー?」
ジャビット(0.492)「契約金弾むから、来期はうちにおいでって」
トラッキー(0.471)「……ジャビット!」
ジャビット(0.492)「あー、トラッキーくんはすぐお金ばら撒くから僕のこと嫌いなんだっけ?」
ジャビット(0.492)「いーじゃん別に。マネーイズパワーだよ。あるものは有効に活用しないとー」

彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)「死にさらせやー!」

ジャビット(0.492)「ねえ、トラッキーくん。あれ倒せる?」
トラッキー(0.471)「ジャビットだと思えば余裕」
ジャビット(0.492)「そっかー。ならそれでよろしく。行くよー」
トラッキー(0.471)「うおおおお!!!ジャビット死ねええええ!!!」

ブル(0.369)「ジャビットくん……トラッキーくん……」
ブル(0.369)「……ありがとう!」

28: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:17:18 ID:SA2
彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)「待てや、たぬきどもー!」

クラッチ(0.422)「うわああああん!しつこいよー!」
ポンタ「このままだと追いつかれる!」
スターマン(0.463)「動けない系三人で組んじゃったからなー。ジリ貧だね」
スターマン(0.463)「……ポンタくん、提案があるんだけど」
スターマン(0.463)「そこの曲がり角を曲がったところで……」

彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)彡(゚)(゚)「待て待て待てーい!……お?」
彡(゚)(゚)「なんやスターマン……お前に用はないで。鳥とたぬきはどうした?」
スターマン(0.463)「クラッチくんには先に逃げて貰った。そしてポンタくんは、そこにいるよ」
彡(゚)(゚)「そこ?」
スターマン(0.463)「変身して、君のたちの中に紛れたのさ!」
彡(゚)(゚)「!?」

29: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:17:48 ID:SA2
彡(゚)(゚)「お前か!お前がたぬきか!」
彡(゚)(゚)「落ち着くんや!あのたぬきの変身は完璧やあらへん!尻尾が見えとるんや!」
彡(゚)(゚)「ほーか!ほんなら……お前やな!」
彡(゚)(゚)「ちょ、待てーや!ワイは……ぐはあ!」
彡(゚)(゚)「死ね!ボケカス!」
彡(。)(;)「ワイは、ワイはたぬきやないのに……」
彡(゚)(゚)「オラオラオラオラ!……ん?尻尾なくなっとるぞ」
彡(゚)(゚)「白々しいんじゃボケ!この尻尾つきがあ!」
彡(゚)(゚)「は?ワイに尻尾?……ぐはあ!」

彡(゚)(゚)「はあ、はあ……ちょこまか入れ替わりおって……」
彡(゚)(゚)「もうワイとお前だけやで……尻尾つき、観念せえや」
彡(゚)(゚)「待て!待つんや!ワイは本当にたぬきやない……」
彡(゚)(゚)「死ねえ!」
彡(。)(;)「ぐはっ!」
彡(゚)(゚)「やったで……ん?」
彡(゚)(゚)「なんで尻尾から、尻尾が生えとるんや?」
スターマン(0.463)「……それはね」

スターマン(0.463)「ポンタくんは君じゃなくて、『たぬきの尻尾』に変身して移動していたからだよ!」

彡(゚)(゚)「……なんやと!」
スターマン(0.463)「ヘロヘロに疲れてる一人相手なら僕だって……ボディ・プレス!」
彡(。)(;)「ぐええ!」
ポンタ「やった!」ドロン
スターマン(0.463)「上手くいったね。ポンタくん、先行ってて」
スターマン(0.463)「君一人なら、何かに変身して速く動けるでしょ?」
ポンタ「ありがとう!借りは今度の『たぬき会』で返すから!」
スターマン(0.463)「……うん、分かった。もういいよ、たぬきで……」

30: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:18:26 ID:SA2
ブル(0.369)「もう少しで屋敷の出口……あ!」
つば九郎(0.423)「ブル!」
ブル(0.369)「つば九郎くん!クラッチくんとポンタくんも!」
ポンタ「ブル先輩!原住民さんが見張ってて、正門を抜けるのは危なそうです!」
クラッチ(0.422)「だから、塀を越えるよ!」
ブル(0.369)「分かった!」

つば九郎(0.423)「この辺から行くぞ!ポンタ、梯子になれ!」
ポンタ「はい!……あ」
クラッチ(0.422)「どうしたの?」
ポンタ「変身用の葉っぱ……使い切っちゃいました」
つば九郎(0.423)「この肝心な時に……」
ブル(0.369)「仕方ない。みんなで肩車して、背中で梯子を作って登ろう」
ブル(0.369)「僕が一番身軽だから最後に残る。後で上から引きあげてくれればいいよ」
クラッチ(0.422)「了解!じゃあまずはポンタくんから上に……」

31: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:18:52 ID:SA2
つば九郎(0.423)「とりあえず、ブル以外は塀の上に登ったな」
クラッチ(0.422)「あとはブルくんだけ……ん?」

彡(゚)(゚)「待てやコラー!」

ポンタ「……来た!」
つば九郎(0.423)「ブル、ジャンプして俺とクラッチの手につかまれ!」
ブル(0.369)「分かった!……よっと!」ガシッ
彡(゚)(゚)「逃がすかあ!」ガシッ
ブル(0.369)「!!」
ポンタ「足を掴まれた!」
つば九郎(0.423)「くっ……」
クラッチ(0.422)「お、重い……」

32: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:19:20 ID:SA2
ブル(0.369)「くそっ!離せ!」
彡(゚)(゚)「離すわけあらへんやろ!ビチクソ共が舐め腐りおって!」
彡(゚)(゚)「もう料理するだけでは済まさへんぞ!生きたまま解体したる!」
彡(●)(●)「もう殺して下さい言うまで、責めて責めて責め抜いたるわああああ!!!」

ポンタ「……!」ゾクッ
クラッチ(0.422)「も、ダメ……もたない……落ちる……」
クラッチ(0.422)「このままじゃあ……僕たちも食卓行きだよお……」
つば九郎(0.423)「く……そ……」
つば九郎(0.423)「……」
つば九郎(0.423)「……くん」
クラッチ(0.422)「え?」

つば九郎(0.423)「くらっちくん、はなしがある」

33: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:19:47 ID:SA2
クラッチ(0.422)「ど、どうしたの?いきなり平仮名になって……目も妙にキラキラしてるし……」
つば九郎(0.423)「そんなことはどうでもいいじゃないか」
つば九郎(0.423)「ぼくはかんがえたんだ。このままだとぼくたちもやられてしまう」
つば九郎(0.423)「それはぼくたちをたすけてくれた、みんなにもうしわけない」
つば九郎(0.423)「だけど……」
つば九郎(0.423)「ぶるくんをあきらめれば、ぼくたちはたすかる」
ブル(0.369)&ポンタ「!?」

クラッチ(0.422)「でも、ブルくんを見捨てるなんて……」
つば九郎(0.423)「みすてるんじゃない。さいごにぶるくんのこころをすくうんだ」
つば九郎(0.423)「じぶんのせいでぼくたちまでたべられてしまう……」
つば九郎(0.423)「そんなこと、ぶるくんはのぞんでいないはずだからね」
クラッチ(0.422)「それは……確かにそうかもしれないけど……」

34: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:20:15 ID:SA2
ブル(0.369)「ちょ……つば九郎くん!クラッチくん!」
ブル(0.369)「ここまで、何だかんだでいい話だったよね!」
ブル(0.369)「熱い友情に満ちたパワフル冒険活劇だったよね!」
ブル(0.369)「ここで手を離したら全部台無しだよ!マジで!考え直して!」

クラッチ(0.422)「ブルくん……」
つば九郎(0.423)「ぶる……」



クラッチ(0.422)「ううっ、ごめんねえ……」パッ
つば九郎(0.423)「さようなら、ぶるくん」パッ
ブル(0.369)「鳥ぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

35: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:20:52 ID:SA2
ブル(0.369)「アイタッ!」
彡(゚)(゚)「落ちたのはお前一人か……」
ブル(0.369)「……ヒッ!」
彡(゚)(゚)「まあええ。牛ステーキならメインディッシュには十分や」
彡(●)(●)「覚悟せえよ……クズ牛が」

ポンタ「ブル先輩!僕、変身用の木の葉探してきます!」
つば九郎(0.423)「ぼくもぶきをさがしてくるよ!せかいのはてまで!」
クラッチ(0.422)「ううっ……僕も行くよお……」
ブル(0.369)「二人は絶対戻ってくる気ないよね!?」

彡(●)(●)「さあ……まずはこの牛刀で両足叩き切るで……」ギラッ
ブル(0.369)「……!」
彡(●)(●)「安心せえや……死ぬ前にお前を人気者にしたる……」
彡(●)(●)「手足落として、凌辱の限りを尽くして、界隈のケモショタ需要を満たしてから殺したるわあああ!!!」
ブル(0.369)「そんな需要ないからあああ!!!っていうか、っていうか僕……」


ブル(0.369)「ロボットだからあああああ!!!!!!食べられないからあああああ!!!!!!」

36: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:21:23 ID:SA2
彡(゚)(゚)「……は?」
ブル(0.369)「……えっ?」
彡(゚)(゚)「なんや今の話……どういうこっちゃ?」
ブル(0.369)「そのままだけど……僕は京セラドーム大阪の地下で開発された牛型ロボットなんだ」
彡(゚)(゚)「ファンの作った二次設定か?」
ブル(0.369)「ううん、公式」

彡(゚)(゚)「な、なんやそれ……」
彡(゚)(゚)「その設定に何の意味があるねん……硬そうなイメージつくだけやろ……」
彡(゚)(゚)「モフモフ好きのケモノ需要と真っ向から対立しとるやろ……」
彡(゚)(゚)「それが許されるのはドラえもんか……百歩譲ってワギャンランドまでやろ……」
ブル(0.369)「……やきうさん?」
彡(゚)(゚)「……う……お……」
彡(゚)(゚)「……だ」
ブル(0.369)「だ?」


彡()()「誰得やねーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!」

37: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:22:02 ID:SA2
彡()()「ぐはあ!」
ブル(0.369)「やきうさん!?」
ブル(0.369)「……なにこれ」
(´・ω・`)「あ、やきうのおにいちゃんがまた発作起こしてる」
ブル(0.369)「発作?」
(´・ω・`)「うちのやきうのおにいちゃんはね、理解出来ないジャンルに遭遇すると頭が爆発するんだ」
ブル(0.369)「理解出来ないジャンル……」
(´・ω・`)「うん。脳姦とか」
ブル(0.369)「脳姦……」
(´・ω・`)「じゃあ、回収するね。おさわがせしましたー」ズルズル

ブル(0.369)「脳姦……」
ブル(0.369)「……そんなに?」
ブル(0.369)「サイボーグクロちゃんとか、テツワン探偵ロボタックとかあるじゃん……」
ブル(0.369)「別に、そこまで変なジャンルじゃないじゃん……」
ポンタ「ブル先輩!助けに……あれ?」
ブル(0.369)「……ポンタくん」

ブル(0.369)「……帰ろうか」

38: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:22:39 ID:SA2
ポンタ「ブル先輩……今日はすいませんでした」
ブル(0.369)「……何が?」
ポンタ「勝手についてきちゃって……」
ブル(0.369)「ああ、いいよ。ポンタくんいなかったら、本当に料理されてたかもしれないし」
ブル(0.369)「まあ僕は誰得ロボット牛だから、料理なんて出来ないけど……」
ポンタ「先輩?」
ブル(0.369)「……なんでもない。こっちこそごめんね。勝率5割未満は酷い目にあう会だって言っておけば良かった」
ポンタ「気にしないで下さい。あの人に言われたことは、確かにショックだったけど……」
ポンタ「僕がいつまでも落ち込んでいたら、チームが前を向けませんから!」
ブル(0.369)「……ポンタくん」

ポンタ「ところでブル先輩!お腹空きましたね!」
ブル(0.369)「何も食べてないのに、いっぱい運動したからね」
ポンタ「ローソンでなにか買って帰りましょう!」
ブル(0.369)「からあげくんがいいな……今、すごく鳥が食べたい気分なんだ……」
ポンタ「いいですね!僕、チーズ味がいいです!」
ブル(0.369)「ポンタくん……次の楽天戦、いつだっけ?」
ポンタ「6月28日からです!」
ブル(0.369)「そっか……」


ブル(0.369)「……ボッコボコにしようね」
ポンタ「はい!」




39: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:23:06 ID:UA5

なんやこれ

42: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:24:51 ID:SA2
>>39
前話で交流戦後に投下する言ってもうたから義務を果たしに来たんや
読んでくれてありがとうやで

バファローズポンタ「ブル先輩!パ・リーグマスコット行脚に行ってきます!」

45: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:28:17 ID:Ysh
楽しかったで(小並感)

多分檻も鷲もお互い勝つにはコイツしかいないと思ってるで…

46: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:34:31 ID:SA2
>>45
ありがとうやで。ソは別格にしても他も別に崩れそうな要素あらへんからなあ……

47: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:34:56 ID:N04
8~90年代に王者の風格を見せていた獅子がすっかりやさぐれてて悲C

50: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:40:12 ID:UA5
>>47
ひょっとするとソフトバンクも10年後には暗黒になってるかもな

59: 名無しさん@おんJ 2016/06/23(木)01:41:30 ID:A3d
>>50
8~90年代前半のダイエーホークスという球団があってな…
ヒントは玉子

63: 名無しさん@おんJ 2016/06/23(木)09:17:46 ID:tdQ
>>50
あの球団はいつも暗黒か黄金かだから...
南海とか言う球団があってだな

48: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:35:16 ID:TWC
トラッキーが一々面白くて草

49: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:37:25 ID:aMC
ワイ、ちなヤク。山田の気持ちを考えてむせび泣く

52: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:47:45 ID:c8F
クラッチくん助けてあげたい慰めてあげたいかわいい抱き締めたい抱き枕

ソフトバンクとオリックスって勝率が倍近く違うんやな…

53: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:55:42 ID:SA2
そういや忘れとった

5割ウォールズ
http://wikiwiki.jp/livejupiter/?5%B3%E4%A5%A6%A5%A9%A1%BC%A5%EB%A5%BA

54: 名無しさん@おんJ 2016/06/22(水)23:55:52 ID:Tyo
ジャビットとトラッキーはやっぱり戦友、はっきりわかんだね

55: 名無しさん@おんJ 2016/06/23(木)00:05:42 ID:uni
トラッキーはクソ辛辣でジャビットもほぼガン無視なのに
すっごい仲良く見えるのはなぜなんやろう

57: 名無しさん@おんJ 2016/06/23(木)00:37:18 ID:hj1
初めて読んだけどおもろかったで~
ええ暇潰しになったわ

62: 名無しさん@おんJ 2016/06/23(木)09:13:25 ID:ELR
意外にセも詳しくて草