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オリックス中山「家族がいるし」古巣JR東海で野球
[2016年1月3日9時50分]
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1585581.html


<さよならプロ野球>


 オリックスを戦力外になった中山慎也投手(33)は、古巣のJR東海で野球を続ける。12月1日付で正社員として入社。総務部総務課に配属された。プロでは10年間で18勝をマークした。
 
 「10年間もやらせてもらって、満足している。ドラフト1位で入ったわけでもないし、長い目で見てもらったのかなと。今回のドラフトで左投手を獲得しなかったので、ひょっとしたらクビにならないかもと思った。でも、そうなる覚悟はしていたので」。一番の思い出は1年目9月の初勝利。記念のボールは両親に届けたという。
 
 JR東海には青山真也監督が城西大の先輩という縁があり、入社の運びとなった。「家族がいるし、もしプロで続けられたとしても、またクビになるかもしれない怖さがあったので」。中山には子供が3人いる。しかも妻はJR東海の本社がある名古屋出身。決断には多くの時間を要さなかった。
 
 プロでは先発、中継ぎと多くの役割をこなしてきた。その経験を古巣に還元するつもりだ。
 
 「青山監督に呼んでもらった恩もある。年齢に関係なく何とかして戦力になるつもり。先発でもリリーフでも、どこでも頑張るだけ。チームは最近、都市対抗でなかなか勝てていない。優勝を目指したい」
 
 元プロの意地はあるが、プライドはない。与えられた機会に、ただ全力で腕を振るだけ。それはプロでも、アマチュアでも変わらない。



好きな選手の一人だったので、もうバファローズで中山投手のピッチングが見られないのは残念ですが、プロでの経験を活かして古巣でも活躍できれば嬉しいですね!